〔212号3~5ページの続き〕
ったのも物質文明のもたらした悲劇ではないですか、戦前はこのようなことはとても考えられなかった。戦後の道徳教育が不充分であるという証拠ですよ。結果的には民主主義のはきちがいが実に多い。
※知花
私がPTA会長時代は口すっぱく道徳教育について突込みましたがね。
※長浜
道徳教育の強化は家庭、学校を問わず強化してほしいもの。これは年寄りの願いでもあり、結果的には心の福祉にも継がるんじゃないですか。
※金城
お金で買える福祉よりもお金で買えない心の福祉がいかに重要であるかを認識してほしいです。金よりも心の福祉を求める老人がいかに多いことか。しかし、老人も我がままが多く昔はどうだったの一点張りでは心の福祉は求められません。若い人の声もよく聞く中でお互いに認識しあうということも大事です。その点お年寄りも反省すべき所は大いに反省しなくちゃ。
※喜友名
病気の老人の福祉をもっと充実させねばならないね。老人クラブ活動の中でも見舞い訪問を展開する必要がある。先に福岡県下の福祉施設を見学したが沖縄よりずっとすぐれているね。
※金城
しかし私達老人はできる限り施設に入らないよう心がけないといけませんね。施設に収容されている老人の中にはモルモット的な老人も中にはいますからね。やはり健康第一ですよ。
※宇座
しかし、施設に入って生きがいを見出す老人もいますよ。
※金城
いや、沖縄はずっといい方ですよ。他県の施設に収容されている老人の中には体力がよくなって家に帰ろうとするが帰る家がない。たとえ子供が健在であってもですよ。恐ろしいことですよ。親子の心の交流がないことは、昔のウバすて山でしかならない。
※知花
体力の保持が何よりも第一です。心に生きがいをもち体力増進のレクを通して社会と交流し心をいつも若く持つこと、まずこれが健康の第一条件では、くよくよせずにねっ。
※金城
お年寄りが施設へ行きたくなければまず家庭を大事にすることですよ。「ガー」だけ張ると若い者にきらわれますよ。
※知花
どちらが悪いとはいちがいにはいえないが、一家の和があれば心はいつも福よかですよ。
※金城
しかし、読谷の老人は恵まれていますよ。若者にはまだまだ老人をいたわるという人情味があるので。
※長浜
そういう良い習慣はいつの時代でも残していってほしいですね。
※喜友名
良い習慣が築かれたことは各地域にいい先輩がいたからこそですね。
※長浜
私達老人は若い者に良くされるという反面反省すべきは大いに反省しなくちゃ
※金城
まず家庭が平和であれば万才ですよ。健康第一。家庭平和ですな。
男性会員の集まりが悪い まだ若い…良いことです
★司会
年金関係におきましては質的にはまあまあといたしまして、それより以上に必要なのが心あたたかみのある「心の福祉」だとお見受けいたします。
次に老人クラブ活動についてですが現在のクラブ活動についてどう思いますか。
※喜友名
クラブ活動は老人の健康と生きがいを見出そうとする活動であり、そして奉仕活動による社会活動も重要だね。
※知花
男の集まりが悪いね。男子会員の老人クラブに対する考え方が問題になっている。
※喜友名
中堅の老人といえば七〇代だし、その歳までは働き盛り、畑仕事に精を出しているのがほとんどです。そこでクラブ活動にはまに合わないのではないか。
※知花
精神的には非常にいい結果です。まだ若い人だというのに徹していることは、
※上地
奉仕活動には男性は多いけどな。
※宇座
力仕事は男。あそびは女ですか。
※長浜
認識はあるんだけどなあ。あそぶのがおしいみたいだ
※喜友名
やはりレクとなると男はだめだ。まだはずかしがっている。
※石嶺
おばあさん方が呼びに行くとテレながら参加しますよ。
※新里
ある市では焼物講習をやって会員集めをやっていますね。
※宇座
体の弱い老人への積極的なクラブ員意識を持たすのもいいですね。そのためにもクラブ員が積極的に見舞訪問活動をやって勇気づけなければならないね。
※知花
見舞訪問の活動はぜひやってほしいものです。
※上地
楚辺では模合をやって男の集まりもいいですよ。
座談会出席者
知花平次郎 村老人クラブ会長
金城松義 〃 副会長
新里ナヘ 〃 〃
喜友名正謹 喜名区老人クラブ会長
長浜真長 長浜区老人クラブ会長
上地松徳 楚辺区老人クラブ会長
宇座富美 座喜味区老人クラブ会長
石嶺スエ 比謝老人クラブ会員