「ヒヤッ!ハブの大群」ー一瞬ドキッとド肝をつぶす者、中には、びっくりする余り「マブヤー落した」と冗談を言う者、今、比謝矼区新里ナヘさん宅ではハブ騒動ならぬハブナーべーラー騒動が起き話題となっている。
騒ぎの張本人、ハブ公ならぬハブナーベーラー(台湾ヘチマ)は今新里ナヘさん宅の家庭菜園で我が天下の如く、気ままに伸び伸び、ゴーヤー(ニガウリ)棚のつもりがいつのまにかハブナーべーラー棚に変ってしまった。大きいのは二メートルにも成長し、現在十数匹が棚にぶら下がっている。このハブナーべーラー、白っぽいマダラ模様が入り、見るからにハブそっくり。隣近所の子供たちは気味悪がって寄りつこうとせず、夜など棚をさけて通るとのこと。
このしろ物「まさか食べられる何んて」と共通の弁だが、切りきざんで「カチユウーンブサー」すれば忘れぬ味と美味を強調するナヘばあさん。いや、それにしても気味悪いやさいにはちがいなく、マイッタ・マイッタでござる。
今、ナヘばあさん宅には物見高いお年寄りが連日見学に来るという。中にはぜひ種子をスーモー小させてくれと頼み込むチャッカりじいさんもいて、当のナヘばあさん種子取りに懸命。
働きずきのナヘばあさんは現在三〇〇坪のやさい畑を持ち季節物やさいは何んでも作るという。おかげでやさいなど買ったためしがないと自慢の種。
また、ナヘばあさん村老人クラブの副会長でもあり、「若い者にはまだ敗けんよ」と年を感じさせないヤングばあさん。
※写真は原本参照