読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1977年12月発行 広報よみたん / 11頁

さわやかな秋 老人パワーの大行進-縄ぬい競争など楽しい老人大運動会-

 村老人クラブ(知花平次郎会長)では去る十月三〇日読谷中学校グラウンドにおいて恒例の老人大運動会を開催しにぎわった。
 老人運動会は、村内の老人が運動を通して健康の保持と生きがい、社会活動への参加意欲を高めると共に一般村民に対する深い理解と関心の高揚を図り併せて老人福祉の増進に資することを目的に毎年開催され、今回で五回目を数える。
 この日は、初夏を思わせるポカポカ陽気の下で午前十時高らかなファンファーレがかなでる中を八五〇名の老人達が営々とした勇姿で入場行進した。日頃は曲りくねった腰もこの日の行進ではヒョイ!と伸びに伸ばし、足音も軽やかに行進をくり広げる老人の姿は実にさわやかだった。
 競技はまずドリブルラケット競争を皮切りに、風せんわり競争など九種目。中でも親子三代リレー。縄ぬい競争は今年からの新種目とあって人気を呼んでいた。
 ことに縄ぬい競争は五名一組一人一分の持ち時間で縄をぬい、その長さを競う競技。老人達の中には物質文明多様の昨今、縄ぬいなど縁遠くなり、しばしとまどいを見せながらも昔の良き時代夜なべをして縄ぬいした頃を思い出しつつせっせと縄ぬいに汗を流していた。中には、一分間で二m近くもぬい上げるテグマ(器用)な老人もいて会場から万雷な拍手を受けていた。
 この日の運動会には、山内徳信村長、知花英夫県議会議長、新垣秀吉村議会議長はじめ、多数の来賓と、それに、おらがじいさん、ばあさんの運動会を応援しようと村内外から多数の子や孫が押し寄せ、約三千人の観衆でにぎわった。これらの観衆は展開される老人パワーをあたたかく声援。「アレ!ウチのじいさん腰が伸びているヨ」「ホレウチのバァサンも踊っているよ」といいながらおしみない拍手で応援していた。中には、にわか写真家も数多くおらがじいさん、ばあさんの記念写真をとシャッターを切る音が場内にこだましていた。
(写真)「チャビ、チャビムチカシャヤー」といいながら昔のぬい方を思い出し縄ぬいにせっせと汗を流す老人達。

※写真は原本参照

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