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1978年2月発行 広報よみたん / 9頁

今期キビ収穫予想高二万四千四百九十五トン 過労に注意健康管理を充分に

今期キビ収穫予想高二万四千四百九十五トン 過労に注意健康管理を充分に
 昭和五二~五三年期のさとうきび搬入が去る一月十日から開始され、向こう九〇日間にわたりエンジン全開で操業開始された。
 この時期は、きび作農家にとって一年中で一番忙がしい季節であり、こどもから老人にいたるまでキビ搬入準備にかり出されるいそがしい毎日が続く。
 さとうきびの穂で一面銀世界となった畑は、初春の陽ざしを受けながら左右に大きくなびき、キラキラ輝く穂先には時折り色あざやかな野鳥が飛びかい、牧歌的な情緒ゆたかさをかもしだす姿は、まさに農村の風物詩ともいえよう。
 農業の見直しが進む中で荒れ地は見るすべもなく次から次へと開墾され、またたくまにさとうきび畑へと変身。さとうきび作りの機運が高まる中で作付面積は年々拡大しつつある。
 村内における今期さとうきび収穫予想高は二万四千四百九十五トンと発表された。これは、昨年期実積より三千一百六トンも多く、十五%増収見込みとなっている。今期のキビ収穫量はひところ干魃に見まわれ減収の心配もあったが摘度の雨量と肥培管理が充分に行きとどき平年作以上の収穫予想高となっている。この収穫予想高はキビ作が最も盛んだった一九六四~六五年期の三万五千七〇〇トン(六八%)には及ばないが一九七二~七三年期に比べて一七八%もの増収見込み高となっている。
 キビ価格についてはトン当り一万八千三百七〇円となり前年期に比べ一千二百七〇円のアップとなっている。従って、今期のキビ搬入代金は四億四千九百九十七万三千円と予想され、前年期に比べ二三%増加の予想となっています。
 さとうきびの収穫は九〇日余と長期にわたり、また厳寒期に入ります。その中で過労による病気等が心配されます。この時期の健康管理には充分に気をつけまして、明るい農村の収穫のよろこびを分ちあいましょう。
(写真)家族総動員で収穫のよろこびをここに感ずる。

※写真は原本参照

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