読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1978年4月発行 広報よみたん / 10頁

身障者の福祉について理解を四月は身障者福祉強調運動月間です 身体障害者の結婚相談に応じます

身障者の福祉について理解を 四月は身障者福祉強調運動月間です。
 ことしも四月一日から三〇日までの一ケ月間、全国一斉に「身体障害者福祉強調運動」が実施されました。
 この運動は、体の不自由な人たちの福祉について、国民一人ひとりの理解と協力を求めるために実施されるものです。
 本村にも、体の不自由な方が二四三名いらっしゃいます。このような人たちが安心して生活できるように、福祉の充実をはかっていかなければならないことは当然のことですが、身体障害者の福祉は、国や地方自治体、また本人や家族だけの問題にするのではなく、私たち一人ひとりが、みんなの身近かな問題として理解し、協力しあうことが必要です。
 体の不自由な人たちがその障害を克服し、りっぱに社会で活躍することは、本人や家族のよろこびはむろんのことで、社会全体のよろこびでもあります。身障者の福祉について、みんなで理解し協力しあい、住よい村づくりをめざしましょう。
 尚、現在、村内には県立の二つの身障者福祉施設があります。これらの施設には七五名の身障者が社会復帰をめざし更正指導を受けていらっしゃいます。みんなではげましの一声をかけてさしあげましょう。

身体障害者の結婚相談応じます
 沖縄身体障害者福祉協会では身体障害者で結婚を望んでいる方々に、結婚についての相談、あっせん等を行なっています。相談の費用は無料ですのでお気軽にご利用下さい。
※申込資格
①年令・学歴・障害に関係ありません。
②男子は満十八歳、女子は満十六歳に満たない者や離婚後六ケ月を過ぎない女子、住所不定の人は申し込みできません。
※申込み手続
近親者や友人を定めて申込書写真・身障者手帳・履歴書を提出して下さい。
※受付
毎日午前九時から午後四時。
沖縄身体障害者福祉協会(電話那覇-32-八三三四)

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