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1978年6月発行 広報よみたん / 4頁

『人は右』『車は左』に変ります ナナサンマルに村民のご協力を ヘッドライトの切り替えも早めに済まそう 7月29日午後10時から翌朝6時まで『特別交通規制を実施』

『人は右』『車は左』に変ります ナナサンマルに村民のご協力を ヘッドライトの切り替えも早めに済まそう
 沖縄の祖国復帰ーあれから六年の歳月が流れました。本土法の適用によって我が沖縄の社会構造は大きな変革を見ています。中でも七月三○日、通称「ナナサンマル」で実施されようとする「道路交通区分の変更」の一大事業はとりわけ大きな革命ともいえよう。
 私達県民が長年なじんできた交通方法の変更は、私たちの日常生活に及ぼす影響は計り知れないものがある。しかし、このことは国際条約に基づく「一国一交通方法」の条約によるものであり、さらに、本土との地域交流が活発化していく中で本件の若者達が何不自由なく県外で活躍できるようにするためにも交通区分の変更は必要であるとされています。現在、県内では「ナナサンマル」の交通方法変更対策に万全を期するための道路整備、交通安全施設、車輌対策等についての準備は日を追ってあわただしく進められています。
 しかし、交通安全の基本は何はともあれ私たち人間自らの問題であり、私たち一人ひとりが安全を守ることにより、住みよい社会が構築されるものです。
 七月三○日の交通方法の変更は村民自らの問題としてとらえ万全な対勢と心の準備を充分に整えておきましょう。

7月29日午後10時から翌朝6時まで『特別交通規制を実施』
 昭和五三年七月三〇日(日曜日)午前六時を交通方法の変更時刻として定め、その時点から逆算して八時間を切り換え作業時間と見込み、この時間内において信号機、道路標識、道路標示等のすべての切替えを終えるものとし、その時間帯を特別交通規制を実施することにしています。
「特別交通規制」一般車両の通行止め及び駐車禁止
 したがって昭和五三年七月二九日(土)午後十時から七月三〇日午前六時までの八時間は沖縄県全域において車両通行止め及び駐車禁止を実施することにしています。
 しかし、車両通行禁止及び駐車禁止時間帯においても、切り替え作業のために必要な作業車、消防車、救急車、警察車輌、バス、タクシーなどは適用を除外することになっています。したがって所用そのものには支障ないものと見られ、七月二十九日夜半からの自家用車での外出は極力さけていただくよう村民のご協力を呼びかけています。
 交通方法変更後の交通安全街頭指導にあたって
 交通方法の変更に際して県民はかなりの不安をいだくものと予想します。これらの不安を除き交通の安全を確立して円かつな道路区分の変更を図るために、一定期間につき交差点、横断歩道において警察官等が中心になって交通安全指導を行うことになっています。村としても村道の主要交差点にそれぞれ交通指導員を配置して村民の街頭指導を実施することにしている。
 村内の主要交差点での交通指導は六五ケ所程とされ、その主な場所は国道では、大湾、比謝、伊良皆、喜名の各交差点。県道では、喜名バス停、座喜味バス停、上地城間三味線店前、波平バス停(東門)、農協前、知花写真館前、瀬名波駐在前、トリー通信隊前、古小入口、大木バス停となっています。
 村内部落内の交差点についても各字の関係者が中心になって交通安全の街頭指導を実施することにし、万全な体制のもとに七三〇を乗り切ろうと準備万端整えつつあります。
 このように来たる七月三〇日に実施される交通方法の変更はまさに秒読みの段階に入っており、国、県、村においても「ナナサンマル」に向けて段大の努力を払い取り組んでいます。道路交通の革命ともいえる今回の交通区分変更は、関係者のみで達成されるものではありません。県民一人ひとりが自らの問題としてとらえ、運転者も歩行者もすべて初心にかえり県民一人ひとりが交通ルールをよく守り、よく理解してこそ円かつな実施が計れるものです。村民一人一人のご協力のもとに「ナナサンマル」を成功させよう。尚、村ではあらゆる集会の機会を利用して村民への周知徹底を図っていく計画であり村民のご協力を呼びかけています。

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