昭和52年分所得税の特別減税早めに手続を
今回、昭和五十二年分所得税の特別減税が行われ、次の金額が還付されることになりました。
還付される金額は、本人は六千円、控除対象配偶者や扶養親族は一人につき三千円として計算した金額です。ただし、昭和五十二年分の所得税額の方が少ないときは、その税額までとなります。還付方法とその手続は次のとおりです。
〈サラリーマンの場合〉
本年六月一日現在において昨年と同じ会社に勤務しているサラリーマンは、六月~七月ごろ、勤務先から還付されます。
〈事業所得者などの場合〉
事業所得者など確定申告をして納税した人は、六月末ごろに税務署から特別減税についてのお知らせが送付されますから、これに同封してある還付請求書用紙に所要の事項を記入して、税務署に送り返してください。そうしますと、税務署から還付金の支払通知書が送られてきまずから、この支払通知書によって郵便局で還付金を受け取ることになります。
今年になって五月末までに退職した人や、昨年中途で退職した人などは、税務署へ還付請求をしてください。この場合、昭和五十二年分の確定申告書を提出していない人は、期限後の確定申告をして、特別減税を受けることになっています。
くわしいことは、税務署へおたずねください。
(〇九八八-三三-三一〇一)