“非行の芽”早くつみとろう 十五歳は「危ない年齢」
夏休み期間中は、規則正しい学校生活から”解放”されて、児童・生徒の生活リズムも乱れがちです。
少年非行の多くは、この長い休みの間に芽生え、育ち、秋の新学期のころには、学校ぎらいや家出、さらには盗み、傷害といった本格的な非行の道を歩み始めることになります。
少年自身の解放感と気のゆるみに加えて、「休みの間くらい」とか「うちの子にかぎって…」といった家庭の甘やかしが、とくに夏休みに非行がふえる原因となっています。
先に嘉手納署がまとめた村内における昨年の青少年罪種別事件発生統計によると、発生件数一九四件。これは昭和五一年に比べ九〇件も多く実に八七%の驚異的増加率を示している。罪種別で見るワーストスリーは、夜あそびが最も多く八二件(42%)。続いて窃盗の三九件(20%)。喫煙の三五件(18%)の順となっている。このような非行の特徴としては、動機が単純で、罪の意識の希薄な”遊び型”がふえ続けていることです。
“非行の季節”から子供を守るためには、保護者は子供のよき相談相手となって、家庭全員が話し合う機会を出来るだけ多く持ち、日ごろから相互理解を深める努力が大切です。
夏休み中は、とくに次の点に注意してください。
〔生活のリズムを崩さない〕
盆踊りや花火大会など夜間の野外行事が多く、夜遊ぴのクセがつきやすくなります。また、昼間は暑いこともあって、生活パターンは”夜型”になりがちです。このような生活のリズムは、夏休みが終わってもすぐに直りにくく、学校ぎらいや家出に結びつき、非行化の原因となります。
第一に、子供の生活リズムを崩さないこと、そのためには、家族全員が規則正しい生活を心がけることです。
※イラストは原本参照