読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1978年8月発行 広報よみたん / 4頁

夏本番

夏本番
夏本番!うだるような猛暑の中、水銀柱は連日三〇度をマークし、不快指数も全員不快の八○を突波。県下はまさに猛烈といいようがい酷暑の連日である。・……七月二十一日から始まった夏休みもすでに数週間すぎて今、子供たちは暑さにも敗けず素晴らしい、楽しい夏休みを謳歌しているはず。だが、子供とて猛暑は猛暑。涼を求めて一目散。中には木陰へ走り去る者や店先のアイスキャンディボックスに群がるなど、こども達は子供なりの猛暑対策に懸令である。・……ここ保育所(写真)とて猛暑は防ぎようがない程に容赦なく襲ってくる。姉、兄チャン達が楽しい夏休みを謳歌している中にも、保育園児達はクーラーのないむし暑い保育園で保母さんと共に元気いっぱい汗にまみれて、おゆうぎにお遊びに猛暑を忘れて夢中。炎天下で遊び疲れた保育園児たちは楽しい昼食が終るとさすがにグタッとめいる。そのあと昼寝の時間とくるが空調装置のない保育所にあって、園児たちの額いには大粒の玉汗を浮べながらしばしの夢うつつ。中には「暑いヨ~」と泣きべそを見せる子もいて夏場の昼寝は思いの外ままならないと保母さんはいう。だが、午睡から目ざめた園児たちは、また元気いっぱいに園内を大きくはしゃぎまわり元気のよい所を見せ、保母さん達をホットさせる。
・……しかし、何はともあれ昨今の猛暑にはマイッタ、マイッタでござる。
 (写真)北保育所にて、熱風の中で夢うつつ。子供たちは大きな玉汗をかきながらひと寝入り(七月二五日午後一時)

※写真は原本参照

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