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1979年9月発行 広報よみたん / 5頁

母と子の会話 お年寄りと孫の教育

母と子の会話 お年寄りと孫の教育
 九月十五日は「敬老の日」です。
 お年寄りにとって、孫ほどいとおしく、かわいいものはありません。老後の楽しみの一つは、孫の世話をし、成長を見守ることです。このようなお年寄りの心理を、周囲は十分くみとってあげることが大切です。
 「昔と今は時代が違うから、よけいな口出しはしないで」とばかり、育児にしても、しつけにしても、いっさい口出しをさせないというのは、考えものです。
 確かに、退屈しのぎにネコかわいがりするような態度は、好ましくありません。
 また、お年寄りがかまいすぎて、甘やかしてしまいますと、子供はわがままになり、時には反抗的になって乱暴をはたらくような性格になることがあるといわれます。
 このような場合は、親がいくら子供を厳しくしつけようとしても、空回りに終わってしまうことが多いでしょう。そうならないためにも、母親は”けじめをつけた孫のしつけ”をしてもらうよう、お年寄りとじっくり話し合うことが大切です。
 つまり、育児・しつけは親の責任であると考え、お年寄りには家庭教育の一端としてのよき協力者、よきアドバイザーになってもらう-こういう”役割分担”について話し合ってみるのもいいでしょう。
 おじいさん、おばあさんは、文字通り人生の先輩です。お年寄りの知恵と経験を家庭教育に生かすことは、子供の将来に大きなプラスになるでしょう。
 また、そうした親子三代にわたる家庭での触れ合いが、お年寄り自身の生きがいにもつながっていくのではないでしょうか。

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