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1982年8月発行 広報よみたん / 10頁

心技体の鍛錬に励む 空手演武会大いに気を吐く-古堅南小・空手教室-

心技体の鍛錬に励む 空手演武会大いに気を吐く-古堅南小・空手教室-
 古堅南小学校(岳原宜正校長)は、去る七月十九日午後五時から、児童空手教室一周年を記念し、同校体育館で「演武発表会」を開きました。同発表会には、多くの父母たちが参観し体育館いっぱいにこだまする児童たちのはつらつ演武に大きな拍手を送っていました。
 古堅南小学校の児童空手教室部員は男40名、女22名の計62名です。この日の演武会には全員が揃いの空手着をつけて登場、空手の基本技を中心に発表いたしました。まず、演武の発表に先だち、松田平栄生活指導係の先生から児童空手教室創設の経過の報告がありました。松田先生は「児童生徒の非行は、如何にして防止するかではなく、如何にして健全育成を図っていくかに視点をおくべきであり、その積極的な方策として空手教室を開設した。ことに、指導者にもめぐまれ、児童たちのはつらつとした姿は日一日として健全に育まれています」と話していました。そのあと演武の発表に移り、四年生から六年生までの六二名の児童がつぎつぎ演武の発表をいたしました。まず、補助運動を宮城剛君(五年生)のかけ声で全員が「エイ!」「ヤッ!」と力強く発表し、つづいてサンチン(三戦)カンシュ(完固)などの基本技を披露、また、セーチン、セーサンなどの個人演武も披露されました。
 盛夏のさ中とあって、体育館内は熱気がムンムン。流れい出る額の汗をふきながら、我が子の演武の発表に温かい眼差しを向ける父母たち、どの顔も笑みがあふれていました。松田成子さん(六年生)のお母さん静江さんは「娘が空手部に入ったと聞かされ、はじめはびっくりしました。女の子なので反対もしましたが、しかし、空手教室に入れてよかったと思っています。今では以前に増して意志の強い子に育ち、物事の良し悪しをはっきりとけじめをつける。礼儀正しい子になりました。」と入部以来の我が子の成長に、よろこびの声を話していました。
 古堅南小学校の空手教室は昨年六月二〇日に開設されました。開設当初は全児童の40%が門戸をたたき、先生たちをびっくりさせたという。四年生以上の学年にしぼって空手教室は開設されている。以来、毎週土曜日の午後二時から四時までの二時間、上地流師範宮城実氏(大湾)の指導のもとでたっぷりと汗を流し、心技体の鍛錬に励んでいます。

※写真「エイ!ヤッ!吹き出す汗も気にせず心技体の鍛錬に励む」は原本参照

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