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1982年10月発行 広報よみたん / 2頁

速報掲示に一喜一憂「明」「暗」分けた5票差-地方統一戦・村議会選挙- 新人の台頭めだつ 五期連続連続当選者も

速報掲示に一喜一憂 「明」「暗」を分けた5票差-地方統一選・村議会議員選挙-
 ことしは村勢選挙の当り年になった。七月に行われた村長選挙を皮切りに、今回の村議会議員選挙と、たてつづけの選挙ラッシュに村内は選挙フィーバー、村の隅々まで選挙一色に塗りつぶされた。
 九月十二日の告示以来、し烈な集票合戦を演じた村議選挙は十九日の投票をもって幕を閉じ、翌二〇日の開票結果で「明」「暗」をはっきりと分けた。この日、開票会場となった中央公民館ホールには朝早くからそれぞれの支持者が詰めかけ、十五分ごとに張り出される開票のゆくえに一喜一憂、手に汗を握るシーンが繰り返された。
 十時十五分現在の開票率五九・八六パーセントで当確ラインの四〇〇票台が掲示されると、思わず「ヤッタ!」と拍手をする者や、「あとひと押しダ!」とイライラする者など次第に明暗を分ちかけた。午後一時十五分現在、第十二回目掲示、開票率九六・八パーセントの時点で、二十二議席のうち二十一議席まではほぼ決まり、残る一議席をめぐり数名の候補者がつば競り合いを演じた。
 残る票の数は四〇〇票余り、疑問票と按分票を残すのみとあって、それぞれの支持者は身動きすることなく、熱い視線で票の動きを見守っていた。午後三時過ぎやっと最終得票掲示があり、息の音を殺して見守っていた支持者等は二十二議席目の誕生に「ヤッタ!当選だ」と小踊りする者、逆転劇に望みを託し、結局寄り切られて次点に泣かされた支持者は「無念!」と顔を雲らせた。最下位当選と次点との票差は約五票差とあって、次点候補者の支持者のなかには、くやし涙を流す者もいて、明、暗をはっきり分けるいつもの開票風景となった。

新人の台頭めだつ 五期連続当選者も
 今回の村議選挙の特徴は新人候補者の台頭がめざましい選挙であった。選挙前の下馬評に反し、早々と当選を決める新人候補者が多く、六〇〇票の大台に乗せて上位当選を果たす新人の候補者が四名いた。一方、新人候補者の躍進がめだつなかで、現職議員はかなり苦戦をしいられた。結局、二人の現職議員が次点、落選で涙をのむ結果に終った。
 改選後の新分野は、現職十一人に対し新人十一人と五分の勢力になった。最高得票当選は伊波栄徳氏(楚辺)が七三一票得票し、これまでのトップ当選記録を書き替えた。また、最古参議員では比嘉幸徳氏(座喜味)が五期連続当選を果たした。
 年代別では、四〇代が十三名と段も多く、五〇代に六名、三〇代に三名という年代構成となり、議員平均年齢(単純計算)は前期当初同様四六歳になった。

※写真「明暗をくっきり開票事務会場」、表「選管最終得票数(得票順)」は原本参照

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