読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1982年11月発行 広報よみたん / 3頁

活気に満ちた畜産まつり質的には年々向上 体重当てゲームに人気

活気に満ちた畜産まつり 質的には年々向上
 第十回読谷村畜産まつりが去る十月十四日、村運動広場で行われ、二千人の豚、牛ファンでにぎわった。ことしの出品数は昨年を幾分下回ったが、品質において著しい進展をみせ活気を呼んだ。
 会場の村運動広場には、農家が日ごろから丹精を込めて飼育された豚三十一頭、牛三十三頭が勢ぞろい、豚牛のにぎやかな鳴き声で、いつもながらの活気に満ちた畜産まつりになった。
 畜産まつりは「家畜の改良と畜産経営の発展に寄与するため、畜産農家の技術の交換と親睦を図り、本村の畜産振興を図る。」目的で開かれ、今年で十回目を数える。審査は豚の部に八部門、牛の部に四部門、それぞれきびしい審査を受けた。晴れの桧舞台とあって、えり抜きの豚、牛公等は多少あがり気味、ブーブー・モーモー鳴くのもいて飼い主からおしかりのムチを受ける豚・牛公もいた。
 審査には七名の審査員がきびしい目つきで審査、各部門とも優秀ぞろいとあって、白衣の審査員たちは採点するのに四苦八苦していた。また、会場はいつもと変らぬ素人審査も花ざかりでムギワラ帽子の似合う豚牛ファンたちは「タキフルウチヤテ等々」(容姿端麗)と優劣をつけるのに一段とにぎわっていた。

体重当てゲームに人気
 趣向を変えたことしの畜産まつりは好評だった。なかでも景品付、家畜体重当てゲーム、チビッ子たちを喜ばせたひよこ無料配布など人気を呼んだ。
 体重当ゲームには十キロ詰め米袋が景品とあって、応募者の顔つきは真剣そのもの、周囲のトン公、牛公と比較して「ハテな?」と苦り切る老農夫、隣りの人様を見立て「決まった!」とサッサと応募用紙に書き込む者などにぎやかさ一番。また、ひよこ無料配布にはこばと保育園、古堅・読谷両幼稚園児などがドッと押しかけ、お目当てのひよこ五〇〇羽はあっという間に園児たちの小さな手の中に納まった。なかには、ひよこの黄色いくちばしにほほずりする園児もいて「早く大きくしてたまごをたくさん産ますゾ」と茶目ッ気、いつもと変ったにぎやかな畜産まつりになっていた。
 村畜産まつりはことしで十周年を迎えるとあって、畜産功労賞の特別表彰も行われた。晴れの表彰に輝いた方は、牛部門で長浜真長氏(長浜)、豚部門で玉城汪徳氏(渡ケ次)が特別畜産功労賞に輝いた。
 尚、豚・牛部門別入賞者は次の通りです。
◎種豚.未経産(第一類)
 優等・山内慶吉(宇座)
一等・島袋朝男(座喜味)
二等一席・島袋和枝(座喜味)二等二席・島袋朝男(座喜味)
◎種豚・未経産(第二類)
 優等・福地蔡賢(渡ケ次)
一等・津波盛吉(瀬名波)
二等一席・玉城弘(渡ケ次)
二等二席・玉城汪徳(渡ケ次)
◎種豚・経産(第三類)
 優等・福地蔡賢(渡ケ次)
一等・玉城汪徳(渡ケ次)
◎種豚・若令雄(第一類)
 優等・福地蔡賢(渡ケ次)
一等・津波盛吉(瀬名波)
◎種豚・若令雄(第二類)
 優等・山内慶吉(宇座)
◎種豚・壮令雄(第一類)
 優等・島袋朝男(座喜味)
◎種豚・壮令雄(第二類)
 優等・福地蔡賢(渡ケ次)
一等・玉城汪徳(渡ケ次)
二等・知花盛太郎(波平)
◎素牛の部
 優等・松田徳盛(波平)
一等一席・松田徳(波平)
一等二席・長浜真長(長浜)
二等一席・上地彰(儀間)
二等二席・嘉手納透(宇座)
◎肉用牛・未経産(第二類)
 優等・池原昌英(楚辺)
一等・知花英正(渡ケ次)
二等一席・天久松繁(波平)
二等二席・上地正雄(儀間)
◎肉用牛・経産(第一類)
 優等・島袋正(都屋)一等・嘉手納良正(宇座)二等・儀間晃(渡ケ次)
◎肉用・去勢(六歯以下)
 優等・与久田貞雄(長浜)
一等一席・上地晃(儀間)
一等二席・知花英正(渡ケ次)二等二席・嘉手納透(宇座)二等二席・嘉手納良正(宇座)二等三席・知念盛仁(大木)

※写真「きびしい審査を受けるモー君モーイヤ?モーと鳴く」は原本参照

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