読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1982年11月発行 広報よみたん / 12頁

ソーキ汁、肉汁などをインスタント食品化-沖ハム読谷工場-

ソーキ汁、肉汁などをインスタント食品化-沖ハム読谷工場-
 ソーキ汁に手びち汁・肉汁いずれも郷土を代表する琉球料理のひとつ。今年一月操業始めた沖縄ハム読谷工場(長浜徳松代表取締役)では、これら琉球料理のインスタント食品化に成功、好評発売中です。
新製品の発売に先だつての試食会が先に、山内村長以下経済課職員・渡慶次区有志が招かれ琉球料理のインスタント食品に舌つづみを打ち「うまい、うまい」を連発「もうかあちゃん等の出る幕が少なくなりそう」と苦笑いしていた。
 琉球料理シリーズは沖縄ハムの苦肉のヒット作といえ、本土のインスタント食品に功勢をかけようと、半年前から計画、試行錯誤のなかで商品化に成功した。今では「本土の子供に送る」とまとめ買いする方も多いという。
 試食会に先だち山内村長等は、新製品の製造過程を見学した。仕込みは肉類に冬瓜・コンブ・人参・ジャガイモ・大根といった季節ものやさいをたっぷり仕込み、また、だし汁はエキス化した肉汁にコンブ汁などを添加し、一人前で大ドンブリ一杯分の五〇〇グラム入り。商標デザインは読谷山焼のドンブリを使用し高熱処理によってきれいにパック詰めされ、見るからに食指を動かそうというもの。
 現在日産三五〇〇食分を製造し、将来は一万食分まで生産ペースを拡大したい計画。中身汁・ラフティなどもシリーズに加える計画だという。生産ピーク時には季節もの野菜の冬瓜・大根などはひと月に二〇トンもの消費が見込まれ、地元産を優先したい。と村内農家の協力を求めていた。
 沖縄ハム読谷工場は国道58号沿線、アロハゴルフ場の隣りに立地する総合食品メーカー。従業者数は村内出身者雇用を中心に百名余が働き、琉球料理シリーズの生産拡大に伴い、従業者も地元雇用を優先して規模拡大したい計画だという。

※写真「沖ハム読谷工場の琉球料理シリーズ好評を呼ぶ」は原本参照

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