師走の善意 寄せられた善意 総額、一九五万円
不況風に明け、不況風で暮れた昭和五七年、経済不況の波は私たちの生活をも容赦なく直撃し、厳しい師走の風は通り去った。
年末恒例の「歳末たすけあい運動」もこうした不況風の吹くなかで行われ、募金活動の停滞を心配させたが、村民から寄せられた善意は前年実積を七十一万円も上廻る、一九五万八千七百二十二円も寄せられた。村社会福祉協議会は「経済的に非常に厳しい昨今、苦しい時こそみんなで助け合わなければならない。寄せられた善意は村民の真心のかたまりであり、村民が等しく良い正月を迎えることができるよう役立てたい」とお礼を述べた。さっそく「ひとり暮らし老人」「父子世帯」「困窮多子世帯」「ねたきり老人世帯」など二五〇世帯に村民の善意を届け、感謝されました。
歳末たすけ合い募金は戸別募金、職域募金それに篤志家募金に分かれて行われた。いずれも前年実績を軽く達成する意識の高まりをみせた。篤志家募金では、八年間もつづいてこずかいを節約して貯金し、そっくり歳末たすけあい運動に寄せてきた牧原区の屋比久兄妹(毅・弘樹・敏郎・弘子)をはじめ、読谷飲食店組合三十三店舗から寄せられた三〇キログラムにおよぶ小銭、読谷村商工会青年婦人部は恒例のダンスパーティーを開き、その純益金をそっくり寄せてきた。また、読谷農協青壮年婦人部では、部員が手塩にかけて育てあげたキャベツ、人参、トマト、ピーマンなど十数種の野菜を持ち寄り、チャリティバザーを開いてその売り上げ金をそっくり寄せるなど、篤志家募金は団体、個人などから総計百四万七千円余りも寄せられてきた。
尚、篤志家から寄せられた善意は次の通りです。
○上地流修武館(宮城実) 金・二万円
○粟国成也(石川保健所) 金・八〇九五円
○塩見祐一読谷診療所長 金・三万一六〇二円
○天城・島袋ピアノ教室 金・五三八六円
○喜友名昇(座喜味五八三) 金・一万円
○大興建設(嘉手納町在) 金・三万円
○屋比久兄妹(牧原区) 金・三万八九二一円
○喜名小児童会 金・四五九七円
○源河家具センター 金・一万円
○誕生日ありがとう友の会読谷支部 金・二万円
○仲宗根正幸(大木427の2) 金・五万円
○読谷村農協青壮年婦人部 金・十一万五六六二円
○読谷村飲食店組合 金・十三万六七七五円
○リサイクル沖縄(座喜味) 金・二万円
○長浜青年会 金・一万九〇〇〇円
○伊良皆青年会 金・七三〇〇円
○嘉手納・読谷ライオンズクラブ 金・二〇万円
○読谷村商工会青年婦人部 金・二五万円
○匿名希望 金・七万円
○読谷中学校生徒会 金・二万四六四〇円
※写真「8年も続く師走の善意屋比久兄妹(牧原)」、「約30キロの小銭を寄せた読谷飲食店組合」、「チャリティーバザーの売り上げを寄せる農協青壮年婦人部」は原本参照