住宅防音工事 村全域に対象区域を拡大
嘉手納基地から派生する騒音公害は私たちの快適な生活環境を破壊するもののひとつに数えられ、これまで底知れぬ騒音公害に村民は悩まされてきました。
こうした騒音公害から少しでも安らぎをと、村南部一部地域では国の予算によって住宅防音工事が一昨年から進められています。これまでの住宅防音工事は、騒音指数八○ホーンを越える地域を対象に工事は進められてきたが、二月末日には従来の騒音指数八○ホーン以上が七五ホーン以上に改められる予定であり、これによって村全域が住宅防音工事の対象区域に入る予定になっています。
今年度(三月末)は四〇戸で試験工事を施行するとのことで、すでに所轄の防衛施設周辺整備協会では選定作業を終えています。昭和五八年度からは本格的な住宅防音工事に着手のようで老人世帯、乳幼児、病気療養世帯から手はじめに工事を進めろ予定だといいます。所轄の防衛施設周辺整備協会吉長主管課長は「住宅防音工事は村民の意向を調査したうえで、希望される方について施行したい。まず騒音に敏感な老人世帯、病気療養世帯、乳幼児世帯から工事を進め、一般世帯はその後になる。先着順では工事は進めない。いろいろと臆測もあるようだが、詳しいことについては私ども事務所にお問い合わせしていただきたい」と述べていました。
村全域が住宅防音工事区域になることから、多くの世帯に某業者による封書の投函、また個人訪問による勧誘、斡旋が盛んに行われ、役場への問い合わせが相ついでいます。
住宅防音工事に関する事務は、役場においては建設課が窓口になっています。なお、実質的な業務は財団法人・防衛施設周辺整備協会沖縄支所(嘉手納町嘉手納六〇五番地)で取り扱うことになっています。
住宅防音工事について詳しく知りたい方は、
◎村役場・建設課 八-二二〇一
◎防衛施設周辺整備協会沖縄支所 六-○七五〇
までお問い合わせ下さい。