小さな体験に満足顔 古南小で”いもまつり”
教育課程のなかの「ゆとりの時間」の活用で、勤労体験学習を通し、たくましい児童を育くんでいる古堅南小学校(岳原宜正校長)では先に”いもまつり”を行いにぎわった。いもまつりは幼椎園児を含む全児童が参加し、ほりたてのいもをミンメーナービに山と積み、ふかしいもの湯気の立ち込もるなかを、小さな体験に満足顔な子供たちだった。
同校は勤労体験学習の一環として西側の土地四百坪を実習農園に位置づけ、クラス単位四〇坪の栽培園を充てがっている。いもヅルの植付けは昨年六月、校区内のおじいさん、おばあさんに教えてもらい児童たちみんなで植えたもの。その間、成長過程を観察するなど教材にも大きく役立つ成果を生んできた。収穫作業は全校一斉に行われ収穫を競い合う活気に満ちたいも掘り大会になった。各クラスとも一五〇キログラムの収穫量、つぶぞろいのいもに先生たちを感心させていた。
”いもまつり”は栽培園周辺で行われた。各クラス単位でシンメーナービを準備し全部で十八基。山と盛られたいもをふかしいものたき込みに煙につつまれて大奮闘する児童たちだった。シンメーナービに山と積まれたふかしいもは一時間ちょっとで湯気を立ち込め、みずから収穫したいもに食指をピクつかす子も。丁度腹のすき具合も良いとあって大きないも二~三個を軽くたいらげる子も多く、にぎやかないもまつりになった。
いもまつりは今後学校行事に位置づけるという。岳原校長は「共同作業を通し汗を流して働き、物をつくり出す喜びは子供たちにとって貴重な体験です。土の上に文化は創られるといわれ、子供たちがはだしで土に親しみ、人間本来の素朴な姿で土に接し、共同作業で汗を流すことはこれからの人間形成にきっと役立つと思う」と述べていました。
※写真「もういいかなあ? 煮加減をみる古南小いもまつり」は原本参照