読谷 雪と氷も歓迎 池田 一面の雪が原に感激 スタートした児童交流事業
「いっていらっしゃい、児童交流団の皆さん」-去る二月四日、北海道・池田町の児童たちとの交流に、本村の児童交流団一行十七名(団長・新崎盛繁教育長・児童十七名・引率二名)が五泊六日の日程で池田町を訪問し、北国の児童たちと友情の交流を広げ二月九日、全員元気に帰ってきました。
本村と池田町両町村の児童交流事業は「青少年に夢と希望を、感激と感動、自信と勇気、併せて友情と連帯の精神を養い、たくましい心豊かな人間育成」を目的として実施される新しい事業のひとつです。沖縄と北海道とでは極端に違う気候風土、そして生活習慣のなかで、児童たちによる交流事業は、それそれの体験を通して友愛と自信と勇気を培い、二十一世紀を担う心豊かな人間を育て行こう、との大きなねらいを兼ねるものです。同事業は昨年八月には、池田町の児童たちが来村し、本村の児童たちと交流するなかで沖縄の実情を学び、貴重な体験を積みました。
児童交流団一行は二月四日、まだ夜の明けきらぬ早朝出発式のあと、池田の町へ交流の旅立ちをいたしました。はじめて乗る飛行機に、興奮沸きたつ児童たち、東京では山口秀和氏(山口児童文化研究所々長)が一行を迎えました。(山口氏は本村に山口児童文庫読谷支所(広報二月号参照)を開設するなど本村と深いつながりをもつ著名な方です。)東京では山口氏をはじめ、ハーモニセンターの原澤事務局長のはからいで、都内見学など一泊研修のあと、池田町への旅立ちをいたしました。
児童たちにとってはじめての雪国への旅立ち、機上からいち望する一面雪化粧した北国の街並みに、感激の鼓動を一尚鳴らせる児童たちでした。札幌空港でも山口児童文化研究所札幌支所職員の歓待を受けて、札幌雪まつりを見学、大きな雪像に驚嘆しきっていました。
はじめての体験に感激と感動を、からだいっぱいにあらわす児童たちを、池田町では石井明町長はじめ児童代表等が「ようこそ池田町へ・雪と氷も歓迎」と一行を温かく迎えました。池田町では四泊五日の日程、うち二泊は民泊を通して池田ッ子たちと交流の輪を深めました。なかでも各学校での一日体験入学は、児童交流の輪を広げる、友情と連帯の糧をつくるよい体験をいたしました。
一行は池田町での滞在中池田冬まつりへ参加し、池田ッ子たちとカーリング大会、もちつき大会、また児童たちは氷上ステージで郷土芸能を発表し、池田町と読谷村のつながりを一層深く印象づけました。石井町長の講話で池田の町づくりを学ぶ児童たちは、町内施設見学で、池田の町づくりの実感をはだで感じ「ヨシッ!」と力強く意気込む児童の姿もみられました。
短かい日程で存分児童交流の輪を広げた児童たち、町ぐるみの歓迎に北国の冬を心ゆくまで満喫していました。なかでも、一面雪が原でのスノーモビル遊びは「池田の冬を存分に味わって下さい。」と渡部昌延氏がスノーモビルカーを提供、氷りついた雪ケ原を思いきって疾走して、雪国の快感を味わう児童たちでした。おまけに、ようこそ読谷の児童たち「雪と氷も歓迎」と最終日にはドカ雪に見舞われるなど、感激と感動を一層深い池田町での交流になりました。
池田町は十勝平野の中央やや東寄りに位置し、面積は本村(34・48平方キロ)の約十一倍、人口は約半分弱の一万二千人です。なかでも十勝ワインは有名で、町営レストランを経営するなど、ユニークな町づくりの実践は全国的に有名です。これまで、本村から「池田のまちづくりに学ぶ」と、村当局、村議会、民生委員、読谷山花織組合など多くが池田のまちづくりを学んできました。そのなかで、二十一世紀をめざした「人間性豊かな環境・文化村づくり」は、いまその胎動は大きな鼓動を感じさせ、村づくり運動の輪は大きな広がりをみせています。
※写真「一面雪の大平原雪と氷の歓迎に感激」、「北国の冬のスポーツカーリグを楽しむ」、「スノーモービルに挑戦する児童たち」、「ソレー行けはじめてのスキーに感激する児童たち」は原本参照