共同作業・訓練で自立をめざす 精薄者授産施設読谷かりゆし学園オープン
訓練で自立をめざし社会性を培おう-精神薄弱者通所授産訓練施設「読谷かりゆし学園」が村総合福祉センター内に開園いたしました。読谷かりゆし学園は「精神薄弱者の自活に必要な訓練を共同作業を通して基本的生活習慣を身につけさせ、自立と社会性を養う」ことを目的として、県内で三番目の精神薄弱者授産訓練施設です。同学園には県立・美咲養護学校を卒業した九名が入園し、自活をめざし頑張ることにしています。
初代園長には曽根誠一氏(伊良皆)を迎え多くのボランティアが参加して園生たちの訓練指導を行います。同園の週間日課は、農業、畜産、花卉園芸、伝統工芸など共同作業を通して、基本的生活習慣を身につけさせ、自立への道を拓くことにしています。
開園式典は去る四月四日午後一時過ぎから村総合福祉センターで開かれました。開園式には夢ふくらむ九名の入園者はじめ、その父母、村障害児・者を守る父母の会、山内徳信村長、県精神薄弱者育成会の屋宜宗一理事長など多くの関係者が出席いたしました。
まず、松田菊成村障害児者を守る父母の会副会長の開式のことばのあと、上地武昭事務局長が経過の報告、そのあと村障害児者を守る父母の会我謝良保会長が「手さぐりのなかからひと筋の光を求める思いで多くの関係各位の協力のもとに開園することができました。地域の協力と支えで、子どもたちに自立と社会性を身につけさせたい」と式辞を述べていました。
また、村内で精薄児童の教育を真剣に考え、特殊学級設置の草分けになって尽力された曽根誠一園長は「園生たちに物を生産するよろこびを通して希望にもえる日々、夢が大きくふくらら学園づくりをしたい。」とあいさつされました。そのあと山内徳信村長、屋宜宗一県精神薄弱者育成会理事長が祝辞を述べ激励いたしました。
これに対し園生を代表して級長の知花英樹君が「ガンバロー!」と大きな声で力強くあいさつし、大きな拍手を受けました。式典後は祝賀パーティーに移り、園生、父母、関係者を交えて和やかに「読谷かりゆし学園」のスタートを祝いました。
※写真「読谷かりゆし学園開園式・自立への道をめざす」は原本参照