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1983年6月発行 広報よみたん / 11頁

グリーンでつつもう「残波の里」宇座区民が一大グーリングリーン作戦

グリーンでつつもう「残波の里」宇座区民が一大グーリングリーン作戦
 緑の包囲作戦・残波の里-残波岬総合公園づくりのつち音高い響きに合わせ、七万坪におよぶ広大な面積での植樹計画も日増しに緑の占める面積は広がりつつあります。
 五月の最後の日曜日に当たる二十九日は、宇座区民とボーイスカウト読谷一団、それにガールスカウト第十団によるグリーン・グリーン大作戦が残波の里で繰り広げられました。この日は梅雨のなか休みを思わせるさつき晴れに恵まれ、数日前の雨で植樹するには絶好の条件とあって、総勢五百人余りがスコップ・クワを持ち寄り「二十一世紀の緑の森」を夢みて、一本一本ていねいに植え付け、さわやかな汗をかきました。
 この日の植樹は、木麻黄二千百本と、樹齢百年近いと思われるガジュマル、デイゴ、クワーディサーの成木が残波の里でしっかりと根を張りました。

 宇座区民(金城正行区長)によるこの日のグリーン・グリーン大作戦は午前九時から行われ、子供会から老人会にいたる区民あげての大がかりな植樹祭になりました。植樹祭への参加者は家族総出の参加者もあり総勢三五〇名。こうした大がかりな植樹はかってなく、宇座区にとってはゆかりの地でもある残波岬の、失われた緑を甦らそうと、二年苗の木麻黄二千本を一本一本、手際よく植え付けていました。
 この日のグリーン・グリーン作戦は金城区長が陣頭指揮をとり、ソフトボール場南側の海岸寄りで行われました。一帯はススキなど雑草の生い茂る荒地だが、背丈ほどもある雑草を刈り払い、練り土づくり、植穴掘り、支柱づくりとそれぞれ分担作業で手際よく作業は進み、一時は苗が不足するなどまたたく間に、二千本の木麻黄は植えられていきました。
 若夏を思わせる強い日差しに、滝のように流れる汗をふきながら一本一本ていねいに植える区民たちは「あつい!」と青空を見上げるのもしばしば。婦人会グループの松田さんは「暑さなんてへいき・へいき。私たちが老人会の頃はきっと緑の森でしょうネ。」と語り、二十一世紀の緑の森を信じて、せっせと作業に汗を流していました。
 また、ソフトボール場周辺には樹齢百年近いと思われるガジュマル七本はじめ、デイゴ四本、クワーディサ三本、それにゆうなの木などの成木がみごとな枝でソフトボール場を包み、今にも野鳥が飛び交いそうな雰囲気になりました。これらの成木は旧宇座部落地内から移植し、重機を投入しての一大グリーン・グリーン作戦になりました。

※写真「宇座区民350名が参加して残波岬でグリーングリーン作戦」は原本参照

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