環境週間 クリーングリーングレッシャス ふる里を美しくする運動 美しい海に変身 老人会がクリーン作戦 ずぶ濡れになりクリーン作戦-村役場職員- 座喜味城跡沿道を花いっぱいに-座喜味老人ク-
環境週間 クリーングリーングレッシャス ふる里を美しくする運動
だれでも美しい自然に出合ったとき、心の中に明るく楽しい感情が湧き起ってくるのを覚えます。そして生活のリズムのなかに自然を求めます。ぎすぎすした現代社会では、なおさら自然はかけがえのない生命のきずなだといえましょう。
六月五日は「世界環境デー」-。この日から一週間は”よりよい環境を求めて”をテーマに全国一斉に環境週間が実施されました。
「環境デー」は、十一年前のこの日に、国連人間環境会議で、人類とその子孫のため、人間環境の保全と改善を、世界共通の努力目標とする「人間環境宣言」を採択し、その意義を認識するために設けられたものです。
本村においてもその主旨に添って、読谷村心豊かなふるさとづくり推進協議会が音頭をとって、村内各地でクリーン・グリーン運動が実施されました。各部落においては、部落内を一斉清掃・村老人会・役場職員は村内海浜でのクリーン作戦・座喜味老人会においては座喜味城跡沿道でのグリーン作戦を展開し、村民の心豊かにするクリーン・グリーン運動の展開になりました。
美しい海に変身 老人会がクリーン作戦
心豊かなふるさとづくり運動に老人たちも積極参加-去る六月七日午後、村老人会による海浜大清掃が渡具知・泊グシクから楚辺海浜において一大クリーン作戦が繰り広げられました。
この日のクリーン作戦には四百名のお年寄りが参加、ゴミ袋を片手に延長約四キロメートルの海浜に散乱するアキカン・アキビンをひとつひとつきれいに拾い集め、きれいさっぱりとした海浜に甦らせました。
一帯の海浜は、数少ない美しい海と知られ、多くの海水浴客でにぎわう場所です。週末ともなれば、多くの海水浴客が押し寄せ、にぎやかになる反面、心ない行楽客によって、ゴミのポイ捨ても多い。この日拾い集められたゴミはトラック二台分にも相当し、お年寄りたちをびっくりさせました。
なかでも景勝の地「泊グシク」一帯のゴミの山は凄しいほど。岩穴、海辺、草むらからゴミ・ゴミ・ゴミの山が、一時間たらずでできあがり、お年寄りたちをびっくりさせました。老人たちのなかには「昔はきれいな海だった」と公徳心の欠如に嘆く老人もいて、県民ぐるみの、クリーン運動を呼びかけていました。
ずぶ濡になりクリーン作戦-村役場職員
一方、役場職員によるクリーン運動は、六月八日午前十時から繰り広げられ、長浜海浜から都屋海浜までの全長約十キロメートルの海岸線で行われました。安田助役が陣頭指揮をとり、七〇名の職員を最大動員してのクリーン作戦になりました。
それぞれの職員は「心豊かな清潔で快適な生活環境は、私たちが求めてやまない真の豊かさでもあり、生活文化のバロメーターとして村民性、地域性の評価にもつながるもの。」とゴミ袋を片手に、クリーン作戦に精出していました。
この日はあいにくの悪天候で雨足も強く、それでも全員ずぶぬれになりながらのクリーン作戦を展開しました。草むらから、海辺から集められたゴミは、またたくまにトラック二台分の、ゴミの山がつくられていました。なにげなくポイと捨てた一個のアキカンだが、積もるゴミの山にびっくりする職員もみられました。
座喜味城跡沿道を花いっぱいに-座喜味老人ク-
座喜味老人クラブ(真栄田三郎会長)によるグリーン運動は去る六月五日、同区公民館から座喜味城跡公園に通じる村道沿いで行われました。
グリーン作戦には五十五名の会員が、公民館周辺から座喜味城跡に通ずる道路沿いに、テッポウユリの球根二千粒を一個づつ植込んで行きました。テッポウユリの球根は、農業青年の島袋良信さんが無償で提供したもの。「来年の春先には一面、ユリの白い花が咲きほこるでしょう。」と語りつつ、玉汗を流しながら一粒づつ、ていねいに植え込んでいました。
座喜味城跡は、十年の歳月をかけて石積工事を完了、その全貌を村民の前に現しました。城跡をはじめ、村立歴史民俗資料館には、連日県内外から多くの参観者でにぎわいます。座喜味老人会では、史跡を花いっぱいで彩ろうと計画、この日のグリーン運動の展開になったものです。
※写真「ゴミの山に老人たちは嘆くポイと捨てたゴミが山と積まれる」は原本参照