読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1983年12月発行 広報よみたん / 2頁

さあ~自然のパノラマ・残波岬いこいの広場へ行ってみよう 近々オープン

さあ~自然のパノラマ・残波岬いこいの広場へ行ってみよう 近々オープン
 残波岬総合公園内に建設を進めていた「読谷村勤労者屋外活動施設」の落成を祝う記念式典が、去る十一月三○日午後二時からセンターハウス南側広場の特設会場で、雇用促進事業団沖縄支部、公園用地協力地主はじめ村当局など内外から四百名余が列席し、盛大に開かれました。記念式典に先だち山内徳信村長等がセンターハウス正面玄関前でテープカット、引きつづき山内村長が四十五ヘクタールの広大な面積を有する「残波岬総合公園完成予想図」の説明があり、そのあと築山された「そてつの森」で記念植樹を行いました。
 特設の式典会場では、まず与儀清治雇用促進事業団沖縄支部長が式辞、また山内徳信村長は「残波岬公園内のなかに位置づけられた読谷勤労者屋外活動施設の落成をみんなでお祝いをしたいと思います。残波の地にそびえたつこの施設は、センターハウスを中心にスポーツ施設を青少年、勤労者、村および県民がいこいの場として活用していきたい」とあいさつした。
 落成を祝う式次第はミーニシ吹きすさぶ中で進められ、鍵の伝達、来賓祝辞、勤労者代表あいさつがあり、式典後の祝宴では地酒を酌み交わしつつ施設の落成を盛大にお祝いしました。
○-十三万五千坪の広大な面積を有する残波岬総合公園のなかに建設された「読谷勤労者屋外活動施設」は公園づくりの中核を構成するものです。施設はレストランなどを配した五○六平方メートルのセンターハウスを中心にソフトボール場二面、全天候型テニスコート三面、ゲートボール場三面、ローラースケート場、八ポイントのトリム広場など、県内では初めての施設になります。施設の総事業費は三億三千五百三十四万円、そのうち一億八千五百三十四万二千円は村が負担し、残り一億五千万円は雇用促進事業団が負担して工事は進められてました。
 施設の一般利用は今工事を進めているソフトボール場、ゲートボール場の完成を待って、新年早々にはオープンの運びです。また、センターハウスについてはレストランの運営など具体的な煮詰めを行っており開店までにはしばらく日時を要します。
○-自然の景観にすぐれた残波の岬、こてい節、上り・下り口説でも知られる残波の岬、勤労者屋外活動施設を中心に、村民いこいの広場として近々オープンの運びになりました。家族揃ってぜひお越し下さい。

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