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1984年3月発行 広報よみたん / 9頁

親善交流を土産に 雪に感激スキーも滑れた 第二回池田町児童交流団一行

親善交流を土産に 雪に感激 スキーも滑れた 第二回池田町児童交流団一行
 「青少年に夢と希望を、感激と感動、友情と連帯の精神を培いたくましい心、豊かな人間育成」-を目的に、去る二月三日、北海道、池田町を訪ねた第二回児童交流団一行は、児童交流事業の大任を果たし、五泊六日の日程を終え、去る二月八日、全員元気で帰ってきました。
 池田町と本村の児童交流事業は、今年で二回目を数えます。夏は池田町の児童を本村に招き、灼熱の太陽、青い海、豊かな自然を満喫、冬は一面銀世界になる北国の厳しい冬を、本村の児童たちが体験し、児童交流を通して、沖縄と北海道の極端にちがう気候風土、そして生活習慣のなかで、それぞれの体験を通して友愛と自信と勇気を培い、二十一世紀を担う、心豊かな人間を育て行くことをねらいとしています。
 児童交流団は、岳原宜正古堅南小学校長を団長(他二名別率)に、各小中学校二名の代表で構成され、総勢十七名の交流団。一行は三日の早朝出発のあと、東京では山口秀和先生(山口児童文化研突所長)の出迎えを受け、都内見学のあと再び北国をめざして機上の旅を続けた。千歳空港に降り立つと、そこは一面銀世界、雪化粧した北国の冬に感激の余り、はじめて見るまっ白い雪に歓声をあげる児童たちだったという。
 札幌雪まつりを見学した一行は、胸を踊らせ、夏の日、本村で交流した児童たちが待つ池田の町へ。そこには、なつかしの児童たちとその父母、それに役場関係者が本村の小旗を振りかざして一行を出迎え、感激の再会に手を取り合って喜ぶ児童たち、雪も氷も、そして町民そろっての歓迎に、交流団は感激のるつぼ。
 池田の町では民泊等を通で交流を深め、一日体験入学で雪国の児童たちの学校生活、北国の産業、文化を語り合いのなかから、相互の交流を深めあったという。また、一面銀世界になったグラウンドでは、スケートやスキーなど雪国のスポーツの手ほどきを受け、全員がスキーも滑れるようになり、雪の感触を十分に楽しんだ、と交流団一行は満足顔に話していました。
 一方、池田町恒例の「冬まつり」では、交流団一行はゲストとして招かれ、町民とともに池田の冬まつりを満喫したという。まつりのエベントでは、その日のために練習をつんできた郷土芸能「エイサー」を氷でつくった特設舞台で披露し町民から大きな拍手を浴びた。その情景は、NHK全国ネットの電波にのって、本村でも池田町の冬まつりを見た方は多い。
 児童交流事業の大任を果たし帰路についた一行は、「池田の町の雄大かつ活発な町づくりに、全町民が立ちあがり、取り組んでいる姿に躍動感をおぼえ、町づくりは町民の手づくりで進めるという、素晴らしい一面を見た思いです。」と異口同音に話していました。また、雪国特有のきびしい自然に育まれた、豊かな人情、こまやかな気配り、きびしい寒さにみがきすまされるところの、シャープで歯切れよい対応に、一行は、感激と感動を新たにした。と交流事業の成果を一気に語りつくしていました。

※写真「雪でつくった特設ステージで「エイサー」を披露する少年交流団」、「スキーも滑れたカッコイー与久田さおりさん(読中)」は原本参照

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