村民怒りの声夕闇に突き刺す 絶対阻止村民総決起大会に1千人結集 米軍の楚辺ビーチ拡張計画・悪魔の殺し屋「グリーンベレー」配備断固阻止!
「村民共有財産である楚辺ビーチの大がかりな拡張を阻止しよう!」「軍事基地強化につながる特殊作戦部隊配備を断固阻止しよう!」など、五つのスローガンを掲げ、『米軍の楚辺ビーチ拡張並びに特殊作戦部隊配備阻止読谷村民総決起大会』が、去る三月二十一日午後六時から古堅小学校ケラウンドで開かれました。
この日の大会は、春三月とはいえ一段と厳しい寒波が襲い、それでも防寒具に身を固めた約一千名近い村民が結集。なかでもそ辺区民は、さとうきび搬入の忙しいなかで農作業を休み、区民独自の大会を開いて気勢をあげ断固阻止の構えで村民大会に参加、米軍の一連の動きを糾弾、要求貫徹まで団結して闘い抜くことの決意を新たにしました。
大会は厳しい寒さも参加者の熱気で押し払い、団体旗、字旗が林立するなかを、まず大湾近常大会実行委員事務局から一連の経過の報告。そのあと山内徳信大会実行委員長が「特殊部隊は戦争のプロ集団で悪魔の部隊として恐れられている。
大会宣言
われわれ沖縄県民は、大平洋戦争の鉄の暴風を体験し、「戦争が何であったか」を身をもって体験した。
それ故に、読谷村民は「二度と戦争をくり返してはならない」と決意し、反戦平和を基調として「人間性豊かな環境・文化村」づくりをめざし、村民は一致協力して奮斗してきた。
今、われわれ沖縄県民に問われているものは、「核も基地もない平和で豊かな沖縄県」をめざし、日本国憲法の精神を暮らしの中に生かす闘いを進めることが、最も大事なことである。
沖縄県内における米軍の核戦略を背景にした一方的な基地強化は、我々の生活を脅やかして幾多の事件、事故を引きおこし、県民に核戦争の不安を一層増大させている。
今回、米軍のトリイ通信施設における楚辺ビーチ拡張計画並びに特殊作戦部隊の配備は軍事大国的発想に立つものであり、平和を求める県民、生活の安定を求める村民に対する重大な挑戦であるとともに、住民無視、地方自治の本旨を抑圧せんとするものである。かかる行為は、終戦後の占領意識まる出しの暴挙に等しく、断じて許すことはできない。
我々は、村民の生命・財産を守り、平和で住み良い社会をつくるため、沖縄全県民と連帯して、不退転の決意で闘うことをここに宣言する。
(スローガン)
1.村民共有財産である楚辺ビーチの大がかりな拡張を阻止しよう!
1.農家の生産基盤を根底から奪う新規造成を阻止しよう!
1.軍事基地強化につながる特殊作戦部隊配備を断固阻止しよう!
1.漁民の生活を脅やかす楚辺ビーチ拡張を阻止し、村民の豊かな漁場を守ろう!
1.米四軍のビーチ専用による風紀・治安の乱れから村民の生命を守ろう。
1984年3月21日
米軍の楚辺ビーチ拡張並びに特殊作戦部隊配備阻止読谷村民総決起大会
※写真「村民怒りのこぶしは寒風を突き破り絶対阻止「ガンバロー」と夕闇に大きくひびきわたる。」、「満身に怒りを込め村民の生命と財産を守るために大会実行委員を代表してあいさつする山内村長」、「楚辺区では独自の大会を開きそのあと村民大会に参加途中トリイ部隊前で怒りのシュプレヒコール」は原本参照