いつまでも健やかな 心と体 老人保険法がお手伝いします。
国民のすべてが健やかな老後を迎えることを目標に、昨年二月、制度化した「老人保健制度」は一年の月日のなかで、一歩一歩着実に歩みつづけています。
また、本格的な高齢化社会の到来に備え、壮年期からの病気から治療、リハビリテーションにいたる一貫した保健サービス事業も、保健衛生課を中心に、制度の主旨を上手に利用して、健康づくりに好アドバイス、次第に村民生活のなかに広い根張りを見せています。
ことに我が国は、世界でも有数の長寿国にランクされながらも、成人病いわゆるガン、脳卒中、心臓病が原因で死亡する事例は極めて多い。しかも、最近は四〇代から五〇代の働き盛りが、成人病によって死亡する例が多くなりつつあり、現代社会が抱える大きな問題だといえ、死亡原因の六五%が成人病であると聞けば、もはや他人ごとではなく、ごく自然に各自に健康に、目を向けてくるのは自然の成り行きといえよう。すなわち「病って泣くより笑って予防」第一です。
制度化して一年過ぎた「老人保健制度」に今一度スポットをあて、老後を健康で楽しく暮らすために、壮年期からの健康づくりに、役場の保健婦さんに「健康アドバイス」を受けてみました。
健康を守るための正しい知識をもちましょう
かぜをひいたとき、だれでも「きのう外出したときに薄着で寒かったかしら」とか「会社でもあの人がかぜをひいていたからきっとうつったんでしょう」など、その原因を考えます。
成人病にもやはりその要因となるものがあります。どんな生活態度、食生活が成人病につながるのか、正しい知識をもつことは成人病予防の基本です。
まず、家庭の要であるお母さんが成人病予防のための正しい知識をもち、家族全員に伝えるとともに、家族の健康管理に目を光らせましょう。
〈老人保健の事業では〉
健康教育
村では四〇歳以上の人とその家族を対象に、医師、保健婦などを講師として保健講座を開き、成人病予防のための心得、食生活のあり方、また、婦人会については乳ガン早期発見法などについて指導しています。
まず家の中でできる健康づくりから
夜ふかしに朝寝坊、朝食抜き、お昼はラーメン、タバコはスパスパ、夜は”つき合い酒”で午前サマーお宅のご主人も思いあたることはありませんか。
現代人の生活は概して不規則、不健康。こんな生活をしながら成人病にはかかりたくないといっても、ちょっと虫がよすぎる話です。
バランスのとれた、規則正しい食事、家族揃ってのスポーツデーの実行など、成人病は死亡原因の六五%近くを占めています。家の中でできる健康づくりからスタートしましよう。
〈老人保健の事業では〉
健康相談
村では四〇歳以上の人とその家族を対象に、健康相談を開いています。この相談は、心身の健康に関して必要な指導、助言を行い、村民の健康づくりに役立てようというものです。
※写真「健康相談を行う村の保健婦知花真悠美さん」は原本参照