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1984年5月発行 広報よみたん / 1頁

広報よみたん 1984年 No.288号 5月号 村立診療所長に森文彌 気さくな診療で好評

広報よみたん 1984年 No.288号 5月号
村政の目標 人間性豊かな環境・文化村づくり
発行/読谷村役場企画課 ℡098958-2201
印刷/赤道印刷       ℡098973-3383

村立診療所長に森文彌 気さくな診療で好評
 村立診療所に新しい先生が赴任してきました。内科小児科を専門とする森文彌先生です。四月一日、前任の塩見祐一医師のあとを継ぎ、すっかり村民になりきった森先生の診療は定評があり、「着飾らない型やぶりの医者」そしてもっぱらの評判です。
 森先生自身、「医者と患者は腹を割って何でも話し合う関係でないとだめ」と患者との対話を強調する。単身赴任しかも人情味あふれる森先生とあって、すでに村民から「一パイ」のおつき合いに誘われるほど。医者であって医者の風格を感じさせない庶民的な森先生、昔流でいうなら下町の長屋に住む、正義の味方という感じのお医者さんです。
 森先生は昭和三年生れ、神奈川県横浜市の出身です。広島大学医学部卒業の後、横浜市内で医院を開業、そのあと長野県下伊那赤十字病院の副院長に赴任。だが、管理職には不向きと自認する森先生、ニケ年在職のあと昨年三月来県、村立診療所に赴任するまで、中部の某病院に勤務していました。
 村立診療所へは山内徳信村長の請願を受けて赴任。その請願を即座に引き受けられました。それが、のちに横浜の家族から大目玉を食うエピソードにも。それは前任地で高給優待の身にあり、待遇の面で格差があることから、やはり家計を切り盛りする家内としては当然でしょうナ、と苦笑いする森先生。では、どうして読谷村へ、との問いに森先生、即座に「男が男にほれたってことよ」と答える。山内村政の文化村づくり構想に男のロマンを感じたと語り「微力だが読谷村の文化村づくりにお役に立ちたい」-。と反対する家族を説得して単身で赴任してきました。
 医者でいて医者でないような、着飾ることのない気さくな森先生、長い経験から培われる診療、地酒アワモリをたしなみ、どこまでも庶民的な感じの森先生。
○-「病」決して歓迎するものではない。だが万一ということもあります。もし病で病院にお世話になることがありましたら、ぜひ森先生にご相談下さい。経験豊かな専門的見地(内科小児科)から患者の身になってアドバイスいたします。

※写真は原本参照

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