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1984年7月発行 広報よみたん / 3頁

怒りも限界!!またもやパラシュート降下訓練 村民無視の米軍の暴挙

怒りも限界!!またもやパラシュート降下訓練 村民無視の米軍の暴挙
 在沖米海兵隊がパラシュート降下訓練をまともや強行
 現在、読谷補助飛行場はパラシュート降下訓練場としては、「不適」として、移設のための準備作業が進められており、移設は近いものと思われていただけに、昨年の八月以来の訓練再開に村民の怒りも限界に達しました。
六月二十六日午前八時四十分から十時二十分までCH46型ヘリから村民、役場職員ら反対抗議団の糾弾の声を無視し、三十三人か降下訓練を強行しました。
 「米軍落下傘降下演習中止並びに演習場の即時撤去要求実行委員会」(山内徳信委員長)は、飛行場入口で緊急抗議集会を開き、訓練再開の阻止行動を展開、山内徳信村長が、「グリーンベレー配備、ビーチ拡張とあいまって、村は戦場さながらの様相、村民の声を無視する演習は絶対許すわけにはいかない」と、強く米軍を糾弾しました。
又、開催中の議会定例会、でもこのことを重視し落下傘降下演習に対する抗議決議を採決しました。

※写真「抗議団の激しいシュプレヒコール中に訓練を強行」は原本参照

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