第3回読谷村青少年健全育成・交通及び水難事故防止村民大会 大会スローガン-21世紀の担い手である青少年を健全に育成し事故のない明るい読谷村を築こう!- 少年非行の特徴 交通事故の発生状況 水難事故の発生状況
第3回読谷村青少年健全育成・交通及び水難事故防止村民大会 大会スローガン-21世紀の担い手である青少年を健全に育成し事故のない明るい読谷村を築こう!-
夏は青少年にとって気候的にも解放感に満ち、同時に心身ともに成長する重要な時期です。その反面、動揺しやすく、ちょっとした心のゆるみから交通事故を起こしたり、水難事故にあったり、あるいは非行へはしるなど多くの危険もはらんでいます。
去る七月十六日渡ケ次小学校体育館で青少年健全育成、交通及び水難事故防止村民大会が開催されました。長い夏休みを前に青少年が健やかに育成されるよう、交通事故及び水難事故を防止し、合せて地域防犯意識の高揚を図ろうという目的で開催されたものです。
大会には、小中学の児童生徒をはじめ、学校関係、警察、各字、役場などから約三五〇名が参加し、盛り上りをみせました。
新崎盛繁教育長が開会宣言をした後、主催者を代表して安田助役が「長い夏休みを皆で注意しあって事故のない楽しい夏休みにしましょう。」とあいさつしました。続いて、児童生徒を代表して玉城睦子さん(渡慶小六年)、知念勝君(読谷中二年)が意見発表を行いました。
伊波栄徳村議会議長、金城昇嘉手納警察署々長のあいさつを受けたあと、大会宣言と、「飲酒運転追放」の特別決議を採択しました。
大会終了後は炎天下、役場までの一、五キロをパレードし、村民へのアピールをしました。
少年非行の特徴
昭和五八年中の県内の少年非行の特徴は、刑法犯少年が前年に比べ二三人増加し、内、凶悪犯も前年に比べ十九人増の四五人、特に中学生は十五人で全体の三三%をしめています。
中学生が非行の主流となっており、前年に比べ二五人増一三〇九人で刑法犯少年全体の五七・九%となっており、中学生による恐喝(金銭せびり)も九二人で前年より三六人の増加です。窃盗犯、校内暴力、夜遊びは減少の傾向にあるとはいえ、まだ窃盗犯で一七七〇人、校内暴力で八九人、夜遊びで一二、〇三〇人が補導されている状況です。
学校、地域、家庭で連帯を深め、青少年の非行防止に努力していかなければなりません。
交通事故の発生状況
昭和五八年中の全県下の交通事故は二四三五件発生し(死亡八二人、重傷四二八人、軽傷二三九〇人)死亡者、重傷者は減少しているものの前年に比べ五三六件も増加しています。
事故原因の一位は脇見運転、次いで速度違反、ハンドル、ブレーキ操作のミスとなり、安全未確認も事故の大きな原因となっています。高校生の全事故に占める割合は三三八件(十三・九%)であり内二輪自動車による事故は一二三件もあります。二輪自動車の事故は、死亡や重傷につながる比率が高く特に注意をうながしたいものです。
水難事故の発生状況
昭和五八年中の全県下の水難事故の発生が七九件内死亡が四七人、前年に比べ発生件数が一一件、死亡が十七人減少しておりますが、水難事故は死亡する割合が高く、行楽シーズン、夏休みを迎え、大人の注意が特に必要です。中学生以下の児童生徒の死亡は十二人で前年に比べ一一人減少していますが、死亡者全体の四分一以上を占めています。
水難事故の発生件数の減少は、警察、地域住民が一体となった事故防止運動の成果があがったものであり今後とも更に事故防止への意識を高め、継続した運動を展開しなければなりません。
大会宣言
21世紀の担い手である青少年を心身ともに健全に育成することは、読谷村民の願いであり責務である。
われわれは、人命尊重の精神と「人間性豊かな環境・文化村」づくりを基本理念として、村民総ぐるみで青少年を非行、交通事故及び水難事故等から守る活動を積極的に推進し、彼らの健やかな成長を阻害するあらゆる障害を排除することを決意し、次のことを宣言する。
1 家族だんらんの場をもうけ、親と子の意見交換をする。
1 大人が交通法規を守り、手本を示す。
1 海に入ったら、自己過信はしない。
昭和56年7月16日
読谷村青少年健全育成・交通及び水難事故防止村民大会
飲酒運転追放宣言
読谷村民は、人命軽視、生活破壊につながる交通三悪を一掃し、安全で住みよい村づくりをめざして交通安全運動を積極的に推進してまいりました。
しかしながら、去年中の交通三悪による検挙者は401名に達し、特に飲酒による検挙者が207名におよぶなど最悪の状態に陥っています。このような状況を深く反省し、村民自らが読谷村を「飲酒運転追放モデル地域」と指定し、次のことを宣言する。
1 お酒を飲んだら、絶対に車を運転しない。
1 車をもったお客さんには、酒を勧めない。
1 祝いの席など、飲むなら車をもたない。
1 職場で、地域で飲酒運転追放の気運を醸成する。
昭和56年7月16日
読谷村青少年健全育成・交通及び水難事故防止村民大会
※写真「意見発表する生徒代表」、「役場前までパレード」は原本参照