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1984年9月発行 広報よみたん / 2頁

がんに打ち勝つ 9月はガン制圧月間 〈胃ガン検診〉

がんに打ち勝つ 9月はガン制圧月間
「ガン予防の常識12カ条」
一、偏食しないでバランスのとれた栄養をとる。
二、同食品をくり返して食べない。
三、食べすぎを避ける。
四、深酒はしない。
五、喫煙は少なくする。
六、適量のビタミンA・C・Eをとる。繊維を多くとる。
七、塩辛いものは多量に食べない。あまり熱いものはとらない。
八、ひどく焦げた部分は食べない。
九、かびのはえたものは食べない。
十、過度に日光にあたらない。
十一、過労を避ける。
十二、体を清潔に保つ。
 「ガン予防の常識12カ条」の内容は、生活習慣のしみついた成人には、なるほどと思わせる一方で、いまさらとか、もう遅いのではといった感を抱かせるかも知れません。でも、いまからでも決して遅くはありません。
 このような生活習慣は、子供の時から身につけておきたいものです。そして、それには親のチエが欠かせません。親は、自ら手本を示しながら子供を”教育”し、きびしくしつけなければならないので、その意味でも、いまさらとか、もう遅いというようなことはありません。
 とくに、食生活のありかたが強調されていますが、お母さんの”チエ”は一段と重要なことです。なかでもこれからお母さんとなる人は、抵抗力の強い子を産み育てることが将来その子が、がんにかかるのを防ぐ近道となります。
働き盛りのお父さん ガンは死因の第一位です!
 がんによる死亡は年々増加の傾向にあり、厚生省(昭和五六年)の発表によると病気による死因の第二位となっています。
 その中でも、四〇才代、五〇才代の男性、一家の中心であるお父さんの年代ではがんによる死亡は第一位となっています。
減った胃ガン
 からだのどこにでもできるがんですが、日本人に多いがんは、胃がん、肝臓がん、食道がん、子宮がんです。
 胃の集団検診が盛んになり、その結果、早期発見・早期治療の成果が上り胃がんによる死亡が減少してきたとはいえ、昭和五四年に約五万人の死亡者がでた胃がんは、まだまだがんによる死因の第一位です。
早期発見しかない
 がんに打ち勝つには、現在では早期発見と、早期治療しかありません。がんに対する特効薬もなく、病気そのものの正体も明らかではありません。
 いつ始まったか全くわからないがんは、発見のチャンスをのがしやすいことから、定期的な健康診断は欠かすことができません。
変だと感じたらすぐ検診を!!
 いかに定期的に健康診断をしていても、それで絶対とは言えません。
 一年に一度の健康診断で安心せずに、どうもいつもと違うなと思う症状があれば直ちに検診を受け、ガンに打ち勝ち、健康で明るい家庭を守りましょう。

◎『ガンの危険信号』日本対がん協会
①胃の具合が悪く、食欲がなく好みが変わったりしないか(胃がん)
②おりものや不正出血はないか(子宮がん)
③乳房の中にシコリはないか(乳がん)
④のみ込むときにつかえることはないか(食道がん)
⑤便に血や粘液がまじったりしないか(大腸がん・直腸がん)
⑥セキが続いたり、タンに血がまじったり、声がかすれたりしないか(肺がん・喉頭がん)
⑦なおりにくい潰瘍はないか(舌がん・皮膚がん)
⑧尿の出がわるかったり、血がまじったりしないか(腎臓がん・膀胱がん・前立腺がん)

※年一回は胃がん検診を受けましょう。
 村では、保健事業の一環として、胃ガン検診を次の日程で実施いたします。
 症状が出てからでは遅すぎます。検診を受けて、早期発見・早期治療に努めましょう。

※表「〈胃ガン検診〉」は原本参照

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