読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1985年4月発行 広報よみたん / 15頁

保健婦だより№9 軽視できない貧血

保健婦だより№9
軽視できない貧血
 昭和五九年度の住民検診も終り、現在健康相談を各公民館や役場保健衛生課で行なっています。検診結果をみてみますと、特に目についたのが、高血圧と貧血が多いことでした。
 高血圧は、現在治療中の方や、検診の時「何か言われはしないか」と緊張して一時的に上がった方も含まれていますが、検診を受けた約半数近くが高血圧、あるいはその境界域にある、という結果です。又、貧血についても受診者の約一〇%が貧血又はその傾向と指摘されています。
 貧血について少し述べますと、貧血というのは、一定量の血液中にある血液色素量が男十三、六g/dl、女子十二、○g/dl以下に減少して蒼白な顔色、頻脈、息切れ、めまい、立ちくらみ、疲労感などがおきてくるものです。痛みなど緊急性を感じないせいか、放置している人が多いなと健康相談や、家庭訪問をして感じています。うす味に気をつけたり体を動かして体重のコントロールをしたり、自分で意識して用心している方が多いように思える反面、貧血、又は貧血傾向と指摘を受ける方が多いのはなぜでしょう。食事は好き嫌いなく十分なカロリーをとることを原則として、大豆、緑黄色野菜(人参、ピーマン、ホウレン草等)、海燥類、肉、赤身の魚、レバー等を多めにとることが大事です。
貧血で一般に多くみられるのは、鉄欠乏性のものですが、中には、胃潰瘍、痔、子宮筋腫、そして癌等。軽視できない病気が影にひそんでいる場合も考えられます。検診で貧血、貧血傾向と指摘された”あなた”、他の病気によるものか、単なる鉄欠乏によるものかをよく調べ、原因がはっきりしたら、それに応じて栄養管理、病気の早期発見に努めて下さい。
“貧血ぐらい”と思わないで下さい。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。