読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1985年6月発行 広報よみたん / 6頁

残波岬で炎のまつり開催 炎 炎の儀式 食べ放題、飲み放題

残波岬で炎のまつり開催
 雄大な残波岬の大自然の中で「残波炎のまつり」を開催、村内外から多くの人出がくり出しました。
 十三、十四日の二日間にわたって開催されたこのまつりでは、会場が大小百の炎の中で照らされる中、食べ放題、飲み放題他、少年野球大会、硬式テニス大会、ゲートボール大会、ハーリー大会も催されました。
 また、焼物、読谷山花織の即売や出店もあり、にぎわいを見せました。
 岬からは、さわやかな風が吹きぬけ、潮のかおりが会場内を満たす。
 会場中央に燃え上がる炎は、過去から現在、そして未来へ発展する読谷を象徴する。


 文明は、人類が初めて火を手にした時生まれた。
炎は我が文明の母であり、今一度聖なる火を見つめよう。
 読谷村において発見された最も古い火の文明は、渡具知東原遺跡である。そこで火が起こり炎となって燃え上がり、祖先の営みが始まって現在の読谷村となる。我々の祖先に感謝し、この残波の地に招き入れ大いなる大地と、ニライ・カナイの神々と燃え上がる炎の元で、過去、現在、未来を語り明かそう。

炎の儀式
 文明の母である炎をテーマに読谷村の過去.現在、そして未来を語る。
炎の儀式は、祖先が炎を発見し、文明が生まれ、現在にいたる読谷村の発展を再現しました。
 初めて中国との交易に参加した宇座の泰紀に山内徳信村長が扮し、会場中央の大たいまつに点火、会場は大小百の炎で照らされました。
 過去・現在と受けつがれてきた伝統と文化を踏まえ炎は、「人間性豊かな環境・文化村」をめざす村民の意欲を表わすかのようでした。

食べ放題、飲み放題
 多彩な催し物でにぎわった残波まつり。
 初日十三日は午後六時より和牛、魚の食べ放題、泡盛の飲み放題に千人近い人出がくり出しました。和牛二頭分、魚千八百尾が用意されていましたが、三時間余りで全てなくなってしまうほどの盛況ぶりを見せました。
 家族連れや、アベックが会場内に用意された火を囲み、食べ、飲み、語り、笑う。さわやかな潮のかおりが会場内を満たし、大小百の炎が会場を照らす。
 香ばしい焼肉をほおばりながら、炎の儀式を迎えると、まつりの雰囲気も最高潮に達し、訪れた人々も、大自然の中の炎のまつりを満喫いたしました。

※写真は原本参照

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