読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1985年6月発行 広報よみたん / 14頁

かび

かび
 うっとうしい梅雨どきは、かびのシーズンです。とはいっても、最近は、冷蔵庫の普及で、昔のような毒々しいアカやアオのかびを見ることは少なくなりました。
 かつては、梅雨の終わったあと、夏の土用(立夏の前十八日間。七月二十日ごろが入り)には、土用干し、虫干しなどといって、衣類や書物を風にあて、日に干す習慣がありました。
 戸障子を開けはなし、網を張って衣類を満艦飾のように干したりしたものです。最近は、こうした光景もあまり見られなくなりました。
 それにしても、かびとわたしたちの暮らしにはいろいろな縁があります。
 例えば、酒、みそ、かつおぶし、抗生物質などもある種のかびを利用してつくられています。かびにはいろいろな種類があり、人間にとってマイナスになるものもあれば、プラスになるものもあるわけです。
 ところで、健康といえば、六月四日から十日までは、『歯の衛生週間』です。統一標語は『よい歯でよくかみよいからだ』です。平均寿命が延びた今日、一生自分の歯で食物をかむことができるように、歯をもっと大切にしたいものです。

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