読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1985年8月発行 広報よみたん / 4頁

読谷村青少年健全育成、交通及び水難事故防止村民大会 大会スローガン-21世紀の担い手である青少年を健全に育成し事故のない明るい読谷村を築こう- 少年非行の現状

読谷村青少年健全育成、交通及び水難事故防止村民大会
大会スローガン 二一世紀の担い手である青少年を健全に育成し事故のない明るい読谷村を築こう-
 夏は青少年によって気候的にも解放感に満ち、いろいろな体験のできる季節です。それによって心身ともに成長する大切な時期でもあり、反面、青少年の不安定な心は、ちょっとしたここにも動揺しやすく、多くの事故や、非行の問題も起こりやすい時期でもあります。
 去る七月十一日、古堅中学校体育館において、-青少年健全育成、交通及び水難事故防止村民大会が開かれました。長い夏休みを前に村内の青少年が健全に育成されるよう、又、交通事故や水難事故に遭わないよう学校を含め地域全体が意識を高め協力しあっていこうと開催されたものです。
午後二時からの大会には、児童、生徒の他、学校関係、各地域から多数の参加者があり関心の高さがうかがえました。
 開会に先立ち、那覇保護観察所の御協力をいただき、「わかれ道」の映写が行われました。揺れ動く少年たちの心とそれを支える周囲の人々の暖い見守りが心を打つ作品で参加者の感動を呼びました。
 開会のあと、主催者を代表して山内徳信村長は「児童、生徒の皆さんにとってこの時期は、たった一回きりの大事なすばらしい時期です。人生における最もすばらしい時期となるよう、一人一人頑張って下さい。」とあいさつしました。
 又、この後、嘉手納警察署長金城昇氏、古堅中学校校長渡嘉敷通弘氏より激励のあいさつを受け、日程最後は、「非行と親子の関係」と題して那覇保護観察所長奥村廉明氏の特別講演が行われました。
 年々増加の一途をたどる水難事故、交通事故、さらに少年非行と、青少年をとりまく環境は厳しいものがあります。村民一人一人が事故、非行防止への意識を高め、青少年の健全育成に努めることが何より大切なことです。

少年非行の現状
 昭和五五年以降毎年最悪記録を更新してきた少年非行は昭和五九年中の刑法犯少年の補導などにようやく減少の傾向が見られました。しかし、全体的には以前多発の傾向であり、万引、自転車盗など今まで補導されたことのない比較的低年齢の音通少年が突如として凶悪犯罪を犯したり、社会的制約の少ない無職少年の犯罪が増加し、特に殺人ではにたり二一人、強盗では約二・五人に一人が無職少年という状況にあります。
また、校内暴力事件は対教師暴力を中心に大幅に減少しましたが、凶悪陰湿化の度を強め、従来から潜在していたと見られる生徒同志の…いじめ…が大きな社会問題となりつつあります。

※写真「古堅中学校体育館で開催」、表「刑法犯少年の推移」、「無職少年による非行の推移」は原本参照

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