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1986年9月発行 広報よみたん / 9頁

年金よもやま話 入らなければもらえない

年金よもやま話 入らなければもらえない
 日本の年金の考え方は、「老後を迎えれば誰もがもらえる」というものではありません。「入らなければもらえない。」の考え方です。これは、拠出制の年金制度とか、「社会保険方式」といいますが、「拠出あるところ給付あり」逆に、保険料の拠出がなければ給付もないということになります。
 諸外国の年金制度は、大体が日本と同じような拠出制の年金制度をとっていますが、スウェーデンなどの北欧諸国では無拠出制で、国民誰でもが一定年齢になれば一律の年金をもらえるという制度にしています。
 どちらの制度がいいか、悪いかではなく、どちらがそれぞれの国民性に合っているかという問題でしょう。ともかく、我が国の公的年金制度は、年金をもらうためには、一定のルールがあってそのルールに合っていなければ年金は出ないのですから、ルールを守らなければなりません。たとえば、国民年金をもらうためには、二十五年間保険料を納めなければなりません。
 中には、うっかりして、この二十五年に一年足りない、二年足りないという人がいますが、そういう人のためには、六十歳から六十五歳までの間も任意で国民年金に加入できるという途を開くための改正が、今回の年金改正には含まれています。また、経済的事情で国民年金の保険料が納められない人のためには、保険料の免除という仕組みがあります。
 今度の改正で「基礎年金」ということになっても、「拠出なきところ給付なし」という考え方は変わりませんので、とにかく、年金をもらうためには、若いときからの保険料拠出が欠かせません。

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