郵便局が取り扱っております簡易保険・郵便年金は、経済生活の安定と福祉の増進を図ることを目的として、大正五年に創設され、七十一年余にわたりみなさまのご愛顧を賜ってきました。
加入者のみなさまからお預かりしている保険料や掛金は、事業経営に必要な経費等に充てられる部分を除いて、その大部分が将来の保険金や年金などの支払いに備えて積み立てられています。これを「簡保・年金資金」といい経営の責任者である郵政大臣が管理、運用しています。このように、簡保・年金資金は加入者のみなさまの共同準備財産ですから、郵政省が責任をもって確実・有利な方法でかつ、公共の利益になるよう運用するとともに、加入者の方々が住んでおられる地域社会の発展のために、資金の地方への還元にも重点をおいて運用し、学校、道路、公園、住宅などの公共施設整備等への融資を通して村づくりに貢献しています。
読谷村でも、人間性豊かな環境・文化村づくりに資するため、七億六千四百万円(昭和六一年度末現在高)の簡保・郵便年金資金からの融資を受け、学校、公園、村営住宅、道路等の整備が行われました。昭和六一年度においては、海邦国体における少年男子のソフトボール会場となる読谷平和の森球場建設をはじめ、喜名移転先地公共施設整備事業、大湾児童公園整備事業、村営住宅瀬名波団地建設事業等に一億九千四百万円余の還元融資を行っております。
このように、郵便局が加入をお勧めしている簡易保険・郵便年金は加入者のみなさまの生活の安定と福祉の増進を図るのみならず、公共施設の整備等私たちの身近なところで、明るく豊かな社会づくりに役立てられております。