伊丹十三監督の映画『マルサの女』は62年2月封切られ、脱税を厳しく追求する国税査察官の姿が初めて描かれ、大好評でした。
現在、国税査察官は全国の国税局(事務所)に約900人が配置されています。大ロ・悪質な脱税を調査して犯罪事実を明らかにした上、検察官に告発しています。
脱税に対する刑事責任の追及は厳しくなっており、脱税で実刑判決を受けるケースが年々多くなっています。
脱税は、社会的信用を失うとともに、国税・地方税や重加算税等の追徴額に罰金を加えると、ゴマ化した所得とほぼ同額になります。
脱税は割に合わないもの、正しく納税したいものですね。