読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1988年7月発行 広報よみたん / 6頁

青少年を非行事故から守ろう 青少年健全育成交通及び水難事故防止村民大会開く 【写真:多くの村民が参加した大会:生徒代表の意見発表】

 解放的な夏、そして長い夏休み青少年にとって心身ともに成長する大切な時期であるとともに、反面、非行に走り、思わぬ事故にあう時期でもあります。
 青少年を非行、事故から守り健全育成をはかろうと、去る七月十六日、村民大会が開かれました。
 大会には、村・村教育委員会をはじめ、学校関係・村民・児童生徒・嘉手納警察署など多数が参加読谷中学・古堅中学の生徒代表の意見発表の他、沖縄少年院長の島崎滋二氏の特別講演もあり盛り上りました。
 又、大会では村民総ぐるみで青少年を非行、交通事故及び水難事故から守るための大会宣言を採択しました。

大会宣言
 次代の担い手である青少年を心身共に健全に育成することは、私達全村民の願いであり責務である。
 我々は、人命尊重の精神と「人間性豊かな環境・文化村」づくりを基本理念として、村民総ぐるみで青少年を非行、交通事故及び水難事故等から守るため、強力に活動を展開するとともに、青少年の健全育成を阻むあらゆる障害を除去することを決意し、これを実現するため次のことを宣言する。
1.いじめをなくし思いやりの心を持った青少年を育成しょう。
1.ともに汗を流し親子のふれあいを深めよう。
1.交通事故・水難事故から青少年を守ろう。
1.「あいさつ」の輪を広げ明るい地域社会をつくろう。

少年と非行
家庭の問題
 家庭は、少年の人格形成の基盤であり、その在り方は、少年の将来に大きな影響を及ぼします。
 非行少年の家庭では、基本的なしつけがなされていなかったり、社会のルールを破ったときにきちんと注意していなかったケースが、数多く見られます。

少年の心の問題
 非行少年の多くは、一般少年と同様に社会のルールを破ることは悪いことだと知っています。しかし、がまんができなかったり、他人を思いやる心が未成熟なため、非行に走る場合が多いと考えられます。

初発型非行の特徴は
○ 単純、ささいな動機から行われ、少年の規範意識の低さがうかがえます。
○ 普通の家庭の普通の少年によって行われることが多く、非行の一般化が進行しています。
○ そのまま放置すると、常習化・集団化しやすく、暴力非行、薬物乱用等の本格的な非行への   入口になります。

3分の2を占める初発型非行
 初発型非行とは、万引き、自転車盗、オートバイ盗、占有離脱物横領をいいます。
 昭和62年は、これらの非行が刑法犯少年の67.2%を占め、かつ、過去最高となっていることが、大きな問題となっています。

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