読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1988年7月発行 広報よみたん / 8頁

子供の水難事故 半数以上が夏に集中

 六月になると、全国各地の学校や行楽地ではプール開きを迎え、本格的な水のシーズンが始まります。夏休みを控えた子供たちにとっては、うれしい季節の到来ですが、ここで気をつけたいのが子供の水難事故。毎年六月から八月の三か月間に、子供の水をめぐる事故が多発しているからです。
 では、この時期、子供を水の事故から守るためにはどうしたらよいのでしょうか-六月の「水難防止活動強化月間」を機会に改めて考えてみましょう。
 死亡事故の三分の二は大人が不在
 昨年一年間の水の事故による中学生以下の死者・行方不明者は三百九十六人。そのうち、六月から八月の三か月間に全体の五三%に当たる二百八人が尊い命を落としています。死亡などにつながる事故の発生場所は、河川が第一位、次いで海、用水堀、湖沼池と続きます。
 一方、事故につながる行動パターンは、第一位が水泳中、次いで水遊びとなっています。ここで見落とせないのは死亡事故の三件のうち二件が、子供たちだけで出かけているときに起こっているということです。
 ですから水難事故を減らすには、まず第一に必ず保護者か信頼できる大人が同伴することが大事です。第二に、子供だけで遊泳や水遊びをしていたら、大人がひとこと注意をしてあげましょう。 自宅付近の危険な場所を再点検
 昨年同期(六~八月)の子供の水難事故のうち、約八三%がふたや棚、立て札などのない場所で発生しています。水のシーズンを前に、いま一度自宅付近の河川や用水路、溜池などを再点検しましょう。もし危険な場所があれば、管理者に申し入れて、安全措置を講じてもらうようにしていきたいものです。
 このほか、雨が降ったあとは河川や湖沼池の水かさが増し、水の流れも速くなり大変危険です。雨の降ったあとの数日間は、天気がよくても子供が水辺に近づかないように注意してあげましょう。

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