読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1988年9月発行 広報よみたん / 2頁

いきいき健康読谷村第5回健康づくり村民のつどい開く 村民多数が参加健康づくり見なおす 【写真】わかりやすいパネル展示にうなづく参加者

 第五回健康づくり村民のつどいが去る九月十日、十一日の両日、読谷村福祉センターで開催されました。
 十日、午後二時からの開会式では主催者を代表して山内徳信村長が「人間にとって幸せの第一条件は健康であり、村民の健康増進を図ることを考えてみますとこのつどいの意義は大変大きく、重要であります。」と、これまで読谷まつりの中で開催されてきた「健康展」を発展させ、健康づくり村民のつどいとして開催する意義を訴えました。
 開会式のあと、琉大医学部の宮城重二先生の「日常生活における健康づくり」と題しての記念講演が行なわれ会場いっぱいに詰めかけた村民の大きな関心を呼んでいました。
二日目の十一日は、パネル展示や健康食品コーナー、生命の貯蓄体操、つぽ、マッサージコーナー、健康相談コーナー、波照間用展先生のジョギング教室など多彩な催しがあり訪れた村民に健康づくりについてあらためて問い直すつどいとなりました。
 多彩なコーナーの中で、医師や保健婦、栄養士などによる相談コーナー、歯の健康コーナーは参加者の関心が高いようでした。
 又、パネル展示では食品添加物や食品(コーラ、ジュース、菓子類)に含まれる糖分、塩分、カロリーを具体的に表示されたものや、住民検診の各字別分析などに高い関心が注がれていました。
わかりやすいパネル展示にうなづく参観者
 コーラやジュースにはこんなに糖分が含まれている一、お菓子類のカロリーはこれだけ一、など取り過ぎ片よりを今一度考えさせられるようなパネル展示がすらりと並べられていました。
 さらに、住民検診の結果から、貧血、肥満、高血圧、糖尿病の名字別の集計など、参加者の目を引くパネルも展示されました。
こうしたパネル展示に参加者も「へえ一」「なるほど」としきりにうなづいていました。
 わかりやすいパネル展示に、思わず自分や家族の健康状態を考え直した参加者も多いようでした。
 二日にわたった初の村民のつどいも各方面のご協力を得て多くの村民が参加して盛り上りを見せたものとなりました。

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