読谷盗犯防止重点地区推進委員の委嘱状交付式が昨年に引き続き四月二六日波平区公民館で行われ、仲本正和嘉手納警察署長から九人の推進員に委嘱状が手渡されました。
　読谷警察官派出所管内は、県道六号線沿の商店、工場及び一般住宅が密集している地区で、面積一九、五八平方キロメートル、人口一四、九〇二名、世帯数三、七〇〇戸の地区です。昭和六三年度中当地区の盗犯発生は一二二件で、そのうち侵入窃盗は五八件で、四七、五%の高率を示し、そのため防止対策の一環として警察本部長より盗犯防止重点地区に指定されました。交付後仲本署長は、「どんな小さな事でも情報を交換し合いながら、自らの地域の犯罪をなくして行くという心構えが必要であり、警察官も親しみのある警察官を目ざし、地域のみなさんと連絡を密にし頑張って行きたいと思います。」と述べました。推進員の皆さんからも熱心な意見が出され、地域ぐるみの盗犯防止活動が展開されることになりました。
　推進委員は次のとおりです。
・会長　　大城清新(高志保区長)
・副会長　城間正繁(上地区長)
・会員　　山内徳雄(宇座区長)
　　　　　當山　操(座喜味区長)
　　　　　嘉手苅林春(喜名区長)
　　　　　砂辺松徳(大木区長)
　　　　　山城孝明(伊良皆区長)
　　　　　宮里　進(波平区長)
　　　　　平良芳紀(防犯指導員)