読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1989年7月発行 広報よみたん / 1頁

【写真:連日の出荷作業におおわらわのメロン娘(!?)たち-農産物出荷場にて:写真1】

 読谷村農業協同組合(松田善康組合長)の農産物集出荷場は連日夏作メロン出荷に追われている。
 一日の出荷量は、ピーク時ミトン(三百五十ケース)と好調。今期百二十トン(一万五千ケース)を見込んでいる。「七・八年前、主軸ピーマン(エースピーマン)からメロンヘの転作に成功、大躍進を遂げた。」と粟国そ菜部会会長は、はなしていた。渡具知野菜生産組合を中心に渡慶次、宇座三地区三十三戸の生産農家では、メロン、スイカ等の二毛作でフル回転、活気を見せている。
 読谷村の出荷の示す割合は、県内五十パーセントを占め断トツ。
「現在は県内出荷のみに限られており、ミバエ根絶後は二百トンを見込んでいますよ。」と新垣指導員は、早くも県外市場進出への意欲を然やしており、ミバエ解禁が待たれる。今期メロン出荷作業は七月二十日まで続く。

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