読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1989年7月発行 広報よみたん / 11頁

保健婦だより 生かそう検診結果を!! 【写真:あまーい誘惑に気をつけてね】

 「ヌウカデイン、ワタミタセーシムサ」(何を食べても、お腹がいっぱいになれば良いさ)と甘い物を与えすぎて困るんですヨ……と幼児の健診で母親からの悩みを訴えられることが多い。なる程昔はそれでよかったかも知れない。昔はいろいろ食べたくてもイモしかなかったのである。村でも紅イモがホットな視線をあびているがイモはビタミンCも多く、植物せんいも豊富で体によい食べ物である。しかし現在の食生活をみると次から次と新しい食品が登場し食生活も多様化している。昔ながらの「ヌウカデン………」の感覚で食生活を送らせると、こどもの頃から成人病をおこしかねない。それでなくとも沖縄はアメリカの食生活の影響をもろに受け脂肪や砂糖、カロリーのとりすぎ等がけねんされているのである。保健婦は住民検診が健康な生活を送るきっかけになればと検診の最後で面接をしている。主に食生活のことが中心となる。◎三食をきちんと食べず一日中つまみ食い程度の食事をしている人◎甘い飲み物、お菓子が主食になっている人◎体に良い食べものと聞くとそれだけを量も考えずとっている。等々さまざまな食習慣をきく。食習慣に問題がある人程、肥満、高コレステロール、糖尿病等の異常が多くなっているのを実感している。何とかこの検診時に食生活をふり返るチャンスにしてほしいと三年前より食品の展示をしている。今年はお母さん方に食生活を大事にしてほしい。母親が食べることに気をつければ家族全員が健康になれるからと「一日にこれだけは食べよう」
Ⅰグループ卵、牛乳、乳製品
Ⅱグループ肉、魚、豆類
Ⅲグループ野菜、果物、イモ
Ⅳグループごはん、さとう、油パン、めん類等
に分けて展示してみた、すでに長浜~喜名の検診は終えたが展示を見ての感想として◎ごはんよりパンがふとらないと思っていたがパンの方が高カロリーでありつい食べすぎてしまっていた。◎今までコレステロールのことを気にする余り長い間卵を食べたことがなかったが一個は良いんですネ
◎今までやせようと思ってごはんをへらして工夫したがへらない、この展示を見て原因は油が多すぎたと気づいた◎野菜も種類を多く食べるよう気をつける必要があるんですネ◎スナック菓子や清涼飲料水のカロリー、砂糖の量を見てびっくりしている。これで孫が食事を食べないわけだ!これからは気をつけよう大変勉強になった。等々展示を見ながら三~四人のグループで食生活の話がはずんだりという感じでした。Aさん60才は一昨年より高コレステロールを指摘され始めた。昨年はさらに標準体重が6㎏オーバーしさらに血糖値も急上昇し糖尿病の疑いありとの結果となった、当時の食生活を聞くと果物が大好きでりんごを一日二個も食べている。調理方法はあげ物等が多い等があった、さっそく内科受診し再検の結果糖尿病で治療の必要があること、食事もカロリー制限の必要があるということでAさんの努力が始まった。好きな果物をへらし調理方法もあげものを少くし、間食を減らしまめに体を動かし、毎日一万歩をめざして歩くこと等を実行した。その結果、今年の住民検診までには糖尿病もくすりを飲まずに経過をみていくだけになり体重も6㎏減少し健康な生活の習慣が身についた。Aさんにとって昨年の住民検診は健康になるすばらしいチャンスとなった。毎年行われる住民検診ですが、検診結果を健康なくらしに役立てるかはあなたしだい!そろそろ皆さんの手元に結果が届くころです。さてあなたはどうなさいますか?
毎週月よう日は保健婦による健康相談日、検診結果を持参して環境保健課まで気軽におこし下さい。
食生活の三つの基本
◎いつの時期でも必要なバランスのとれた栄養
◎将来の健康にもよい食習慣
◎心の栄養となる楽しい雰囲気

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