この夏、各種スポーツ大会において、読谷村内の小中学生が大挙して県代表として出場、大いに沸かせている。
　その第一陣として飛び立ったのが台湾で開かれる国際親善試合に出場する古堅南少年野球クラブ、全国大会の高志保ファイターズ、そして九州大会の長浜少年野球クラブといったちびっ子野球(ソフトボール)チームである。中でも’89第三回梅の花カップ中(台湾)、日(日本)、韓(韓国)の三国少年軟式野球対抗マッチに初出場する古堅南少年野球クラブは、これまで数々の優勝旗を獲得し、向かうところ敵なしの勢いである。上背を生かしたパワーあるチームで伸び伸びとした試合運びは大人顔負けといったところ。父兄や関係者の熱の入れようは大変なもので物心両面からなる惜しみない協力は、晴れの国際舞台を経験させてくれた。