「歩行者も運転者もゆとりでスタート守ろう示そう交通マナー」をスローガンに去る七月二十一日から三十日までの間「夏の交通安全県民運動が実施されました。
　すべての人に交通安全知識の普及と交通安全思想の高揚を図ることにより、正しい交通ルールと交通マナーの実践を習慣づけ、夏休み期間中の若年者の交通事故防止及びレジャー等に伴う交通事故防止の徹底を図ることを目的に運動が繰り広げられました。
　昨年四月九日以降嘉手納警察署・管内では交通死亡事故ゼロの記録が続いているものの、六月現在の村内における重傷、軽傷事故は増加傾向にあります。重傷事故の特徴は前方不注意、スピード違反が主で二輪車・四輪車の単独事故が目立っており、特に若年者の深夜における夜遊び型の事故が多発しています。事故の大半は、国道五八号－一四件(三八、八九%)、町村道－十三件(三六、一一%)、県道六号線一四件(十一、一一%)等の主要幹線道路で発生しており、地域内居住者が事故の当事者の大半を占めています。
　村交通安全推進協議会(山内徳信会長)では、（一）無謀運転特に交通三悪の追放（二）若年運転者の交通事故防止日シートベルト・ヘルメットの着用を重点目標に、国道五八号沿大湾交差点に推進本部を
設置、関係機関を最大動員しポスター、チラシ等の配布、交通安全ピーアールゾーンの設置、村民大会
の開催(七月十五日)、こども映写会の実施等々交通安全の周知徹底を図りました。

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