読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1989年9月発行 広報よみたん / 2頁

国道嘉手納バイパス建設促進 読谷村期成会結成 早期実現をめざして村民ぐるみで立ち上がる 【写真:1】国道嘉手納バイパス早期建設に関する要請決議

 読谷村における交通渋滞の解消と将来の村づくりの主要幹線道路の整備及び村民の生活利便、産業経済の発展に寄与する国道嘉手納バイパスの早期実現を目的に「国道嘉手納バイパス建設促進読谷村期成会」の結成大会が去る八月十二日午後二時から村中央公民館で関係者約百人が参加して開かれた。
 昭和六十一年八月、当時の綿貫沖縄開発庁長官が、昭和六十二年度新規事業として嘉手納地区の交通渋滞の解消と嘉手納町と読谷村の地域開発を図るために、読谷村親志から嘉手納町兼久までの九、一キロメートルの嘉手納バイパスの事業化を表明、村民は大きな期待を寄せ、その早期実現を望んでいるところである。
 近年、嘉手納ロータリー付近と国道五八号沿いの大湾、比謝、伊良皆、喜名、県道六号線沿いの大木、楚辺地域は、年々交通渋滞が著しくなっている。このような交通渋滞は、一日も早く解消しなければならない大きな課題である。
 嘉手納バイパスの事業は、現在南部国道事務所が所管しているが、その予定路線には、米軍基地も含まれており調整課題も多く、未だ具体的な路線位置の決定が出来てない状況にある。
 村民にとって、国道嘉手納バイパスは、村民生活の利便をはじめ産業、経済に大きく寄与するものであり、読谷飛行場転用基本計画における主要幹線でもあり、リゾート開発の進展とも相まって、将来の村づくりの根幹をなす道路である。
 国道嘉手納バイパスの建設を、全村民的な課題として受け止め、共通理解のもと協力体制を確立しその早期実現をめざして、国道嘉手納バイパス建設促進読谷村期成会が設立された。
 大会では①会員(構成団体)②規約③役員④要請決議の四つの議案が承認された。
 会長に山内徳信村長、副会長に儀保輝和村議会議長、松田昌彦商工会長、城間勇村区長会長が選出され、今後バイパスの早期建設を政府その他の関係機関に陳情、要請して行くことを決め、さっそく八月十七日、沖縄総合事務局、南部国道事務所、郷覇防衛施設局へ要請した。

国道嘉手納バイパス早期建設に関する要請決議
 沖縄県の主要幹線道路は、復帰後、沖縄振興開発事業の一環として飛躍的に整備拡充されたが、一方において自動車交通量も増加し、各地域において交通混雑をきたしている状況である。
 那覇市と名護市を結ぶ国道58号の交通事情は、嘉手納ロータリー、比謝橋附近の交通渋滞が年々著しくなり、沖縄の観光、産業経済発展の阻害要因ともなっている現状である。 近年、リゾート開発が、読谷村、恩納村、北部地域で増えており、沖縄の観光りゾート関連施策を図る上から、国道58号の増大する交通需要への対応が急務であり、昭和6」年8月、当時の綿貫沖縄開発庁長官が事業化を表明した嘉手納バイパス建設は、読谷村民をはじめ、県民が一日も早くその実現を待ち望んでいるところである。
 よって、ここに嘉手納ロータリー附近の交通渋滞の解消と、地域の生活、産業経済発展に寄与する国道嘉手納バイパスが早急に実現できるよう、下記のことを強く要請する。

1.国は、早急に嘉手納バイパスの全路線敷を決定すること。
1.国は、早急に嘉手納バイパス建設を具体的に推進すること。
以上決議する。
平成元年8月12日
国道嘉手納バイパス建設促進読谷村期成会結成大会
宛先:沖縄総合事務局長
沖縄総合事務局南部国道事務所長
那覇防衛施設局長

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。