本村における家畜の改良と畜産経営の発展に寄与し、畜産農家の技術の交換と親睦、畜産振興を図ることを目的に、読谷村農業協同組合(比嘉栄輝組合長)では十月三日、残波岬公園特設会場において「第十九回・読谷村畜産まつり」を開催した。
　畜産まつり会場には、朝早くから村内、村外からの保育園児や幼稚園児の可愛いいチビッ子をはじめ、一般参観者、外人の家族連れなど千二百人余が詰めかけ、畜産農家が手しおにかけて育てた自慢の牛、豚、山羊を見て回り、身近に見る多くの家畜に、園児らは口々に「すご一い」「こわいよー」と歓声をあげ、終日大勢の人出で賑わいを見せました。
　また、ふれあい広場にはチビッ子のためにと”にわか動物園”が設けられ、園児らは直にウサギやモルモットなどを抱きあげ動物に触れ、子豚とアヒルをおいかけ回すなどして喜び、ワンパクぶりをいかんなく発揮。畜産まつり会場には元気な明るい声がこだまし、盛会のうちに終わりました。

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