読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年11月発行 広報よみたん / 14頁

【見出し】福祉を語ろう 障害者・福祉関係者交流大会 【写真:和やかに交流を深める】

 『暖かな大地であたたかな人々とともに反戦と福祉を語ろう』と、九月二十四日夕、「沖縄と本土の障害者・福祉関係者交流大会」が村総合福祉センターにて催され、読谷村身体障害者協会や読谷村障害者福祉関係者との親睦・交流が深められました。
 この交流会は、「第九回共同連沖縄大会」に参加した全国各県の百九十人のメンバーが大会(二十六、七日)を前に本村を訪れ、開催されたもの。
 交流会場では、村身体障害者協会や村身体障害者父母の会会員六十人が手作りの沖縄そばでもてなした後に、山内村長が歓迎の言葉を述べるとともに読谷村の村づくりの概況や沖縄の歴史、基地と平和、文化・福祉問題などについて講演。共同連のメンバーは、熱心に山内村長の講演に聞き入り、また、講演の後には、父母の会が「めんそ~れ沖縄」、「南の島」の余興を披露。参加者は、南国の情緒豊かな舞いに感激した様子。ホールに手拍子が飛び交うなか、その場で踊りだす者も出て、楽しく賑やかに交流が行なわれていました。

   共同連とは
 共同連とは、障害者が健常者と共に街の中で差別なく働いたり、生活する場を作ってきた共同体や共働作業所の全国的な集まりです。
 障害者が自由に楽しく、街の中で健常者と共に働き、共に生活できる社会を作ろうとする「ノーマライゼイション」の理念と精神を先取りし、実践している。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。