読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年4月発行 広報よみたん / 12頁

【見出し】環境 ごみの出し方 環境保健課コーナー 読谷村は三分別収集方式 「事業系ごみ」は有料収集 収集方法はステーション方式 一日当りのごみの量は三四トン

 渡したいの生活も豊かになり、生活の向上とともに各家庭からでるごみも多種多様化増加しています。読谷村では、年々増加する廃棄物(ごみ)に対処するため平成二年度よりごみの分別収集をすすめています。
 ごみ収集業務は現在、村直営三台、委託業者二社で対応。もえないごみは週一回、もえるごみは週二回収集し、「もえないごみ」は読谷村の最終処分場へ。「もえるごみ」は嘉手納町美化センターで焼却処理をしています。
 平成五年三月一日より、ごみの分別を徹底する為「村指定ごみ袋」の使用を呼びかけ取り組みをしています。これを機会に環境コーナーを設け、衛生業務について掲載していきます。今月は「ごみの出し方」についてかいてみます。

   読谷村は三分別収集方式

 読谷村は「もえるごみ」「もえないごみ」「粗大ごみ」の三分別収集方式を平成二年四月より実施しています。
 「もえるごみ」は嘉手納町美化センターで焼却中間処理をする関係で危険物が混ざってないかをひと目でわかるように「村指定ごみ袋」を使用するよう義務づけています。また、ごみ袋は大きすぎても小さすぎても収集作業に支障をきたします。ましては、中身の判別できない黒のごみ袋はなおさらです。収集作業をスムーズにする為にも是非「村指定ごみ袋」を使用しましょう。
 カン、ビン等の「もえないごみ」は、袋を使用しないで容器(バケツ、ポリ容器、一斗缶)を利用します。
 「粗大ごみ」については、収集をせず、直接、読谷村の最終処分場に自己搬入をしてもらっています。
  「事業系ごみ」は有料収集
一般廃棄物の中でも「事業系ごみ」つまり、営業活動をする中から生ずるごみは村内にある許可業者(現在三業者、一社は地域を限定)に事業所が有料で収集をしてもらっています。
 収集方法はステーション方式
 ごみ収集方法は、嘉手納町の戸別収集方式とちがい村内各地域に五三〇ヶ所に集積所を設ける「ステーション方式を採用しています。
 一日当たりのごみ量は三四トン
 年々増加するごみ問題は、地球規模で叫ばれている環境問題ともに全国各自治体のなやみのタネとなっている。読谷村でも十名余の職員が収集運搬業務に従事し、環境美化に努めていますが、ごみの量は増加傾向にあります。
 本村では、平成三年度に出されたごみの量は、一日当たり三四トン出たことになります。
 ごみの分別を行い、収集作業をスムーズにする為、村民の皆様には次のことに御協力をお願いします。

(一)、ごみは、きめられた収集日に出して下さい。
(二)、ごみ収集の際はできる限り積込み作業に協力しましょう。
(三)、各家庭から出る厨芥類(台所からでる野菜くず、残飯等)は「もえるごみ」として取り扱いま      すので水分を除去してから」ごみ袋に入れて下さい。
(四)、空地や海兵などにごみが捨てられています。不法投棄は法律で厳しく罰されますので御注     意下さい。
(五)、ごみは収集日以外の日に出すと犬猫に荒され、ハエの発生や悪臭等で周辺の方に迷惑を     かけます。
     収集日以外の日に出してはいけません。

※表・図。

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