読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年10月発行 広報よみたん / 13頁

【見出し】すばらしい自然を実感! 座喜味区

 地元を流れる川を蘇生させよう--と、座喜味区(当山操区長)では、この程、座喜味川を蘇生させる会準備委員会(喜友名昇呼び掛け人代表)を発足させ、終戦以来ほとんど足を踏み入れていない地元の座喜味川の清掃に乗り出した。
 そして、八月十五日の午前には、区民百人余が清掃作業に参加して同区を流れる座喜味川流域(県道12号線沿いから下流に向かう約五百㍍地点まで)の清掃を実施。カマなどを手にした区民らは、アダンやススキ、笹などの樹木が生い茂る川沿いを一生懸命になって切り開いていた。
 伐採作業を終え、久しぶりに現場にたたずんだ年配の方々の中には、子供の頃に遊んだ自然が変わらずに残っているのを懐かしそうに眺め、遠い昔を偲んでいた。

 川辺を散策して夢を語る

 区民総出での奉仕作業できれいに清掃した座喜味川を散策しながら青少年に関する施設の問題や環境問題等について皆で考え、知恵を出し合い、皆で夢を語ろうと、当山区長と喜友名代表では二十五日午後、清掃した川沿いの散策や川辺での座談会を行なった。
 この日の散策には、区民をはじめ伊波清安教育長や村教育委員会、役場職員など約三十人が参加して川辺を視察。約一時間半近くにわたって川沿いを散策した参加者らは、陽光が緑樹や川面に映え、小鳥のさえずりや小川のせせらぎが心地よく響く緑豊かな自然を確認する一方で、生活雑廃水が流れ込み汚染された川の状況に、改めて環境問題の重要さを認識した。
 川の蘇生に向けた意識づくりに活動する喜友名代表は「座喜味川には動植物など素晴らしい自然が残っているが、川があること自体知らない区民も多くいる。これを機会に、行政の援助を受けて遊歩道を設置し、動植物が観察できるような自然公園にしていきたい」と大きな夢を膨らませ、張り切っている。

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