「男女共同参画型社会」の実現に資することを目的に、本村では七月一日付けで役場企画課に女性政策担当(儀間真智子さん)を配置し、女性の積極的な社旗参加と地位向上への取り組みを開始。その第一段の展開として、担当課では村内各婦人団体などを対象として九月十四日夕、「読谷村における女性行政について」をテーマに講演会を催しました。
村中央公民館ホールで開かれた講演会には約六十人余の婦人らが詰め掛ける中、新城正雄企画課長が女性行政についての趣旨を説明。引き続き、山内村長による講演が行われた。
村長は「男女共同参画型社会の形成」と「女性政策担当の配置」の意義を説きつつ、『それぞれの時代は男と女をどのように生かせたか!』と歴史(奈良・平安・鎌倉・室町時代の考証)を紐解きながら講演。そして「それぞれの時代には清少納言や紫式部のように活躍した女性もいたが、戦国時代~封建時代~軍国時代は男中心の争いの時代で、女性より男が尊重される男尊女卑の時代。かつて昔は、女性が太陽の如く光輝いた家母長時代があり、政は女性の仕事で、女性が最も尊重される時代があった」と唱え、更に「敗戦の結果、戦後誕生した新憲法(日本国憲法)の基本的人権の保障によって男女平等(女性の選挙権)が謳われ、今の時代は民主主義の時代・平和の時代となった。平和でなければ男女平等とは言えず、平和を大事にしなければならない。これからの時代は新しい女性像・人間像を求めて意識を変革することが重要。男女が徐々に意識を変え、自主的・主体的に行動する必要がある」と強調し、講演を締め括った。
その後、女性政策担当の儀間真智子さんから本村における「女性プランの策定」に関する説明(案)が行われ、参加した多くの婦人らから激励の言葉や意見が寄せられた。
本村におけるプランの策定はこれからの取り組みとなるが、初年度は先ず、①組織づくりと②村民の意識調査(生活実態調査)の基礎資料づくりを目標に、女性行政を進めている。